出版社内容情報
国際情勢や気候問題、そして国内政治にも翻弄される農業の現状から「地球にやさしい農業」の是非まで、われわれは食の問題をこれからどう考えていくべきなのか、第一線のプロ農家が現実を直視する。大好評の第2弾!
内容説明
農家の激減と耕作放棄地、交付金と大規模農業の関係、有機肥料・土壌保全の重要性、温暖化と農業、持続可能性…、これからどう考えていくべきなのか、第一線のプロ農家が直言!思い込みを捨てて新しい「常識」を装備する。
目次
第1章 農業の危機(ダストボウル―今なおアメリカが脅える大災害は農業がもたらした;我々は気候に殺されるのか?温暖化とゲリラ豪雨 ほか)
第2章 SDGsと食料安全保障(SDGsとみどりの食料システム戦略;SDGsとは経済に美意識を持ち込むこと ほか)
第3章 どこまで可能か?温室効果ガス削減(温暖化対策の目標;悪者メタンに隠れる、極悪の一般化二窒素 ほか)
第4章 有機農業25パーセント目標は達成できるか、達成すべきなのか?(なぜ農水省は有機農業25パーセント目標を掲げたのか?;無農薬はサスティナブルではない ほか)
第5章 農家の持続可能性(農家の持続可能性は無視されている;供給過剰は燃料作物生産で一気に解決する ほか)
著者等紹介
有坪民雄[アリツボタミオ]
1964年兵庫県生まれ。香川大学経済学部卒業後、船井総合研究所を経て専業農家に。和牛肥育と稲作の傍ら農業関係の執筆も行う。専門知識を初心者にも分かりやすく書くことが評価され、出した本が農業関係の公務員試験の参考書や、食品関係企業の研修テキストに使われることもあった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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