誰も農業を知らない〈2〉SDGsを突きつめれば、日本の農業は世界をリードする

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誰も農業を知らない〈2〉SDGsを突きつめれば、日本の農業は世界をリードする

  • 有坪 民雄【著】
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  • 原書房(2024/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784562074266
  • NDC分類 611
  • Cコード C0095

出版社内容情報

国際情勢や気候問題、そして国内政治にも翻弄される農業の現状から「地球にやさしい農業」の是非まで、われわれは食の問題をこれからどう考えていくべきなのか、第一線のプロ農家が現実を直視する。大好評の第2弾!

内容説明

農家の激減と耕作放棄地、交付金と大規模農業の関係、有機肥料・土壌保全の重要性、温暖化と農業、持続可能性…、これからどう考えていくべきなのか、第一線のプロ農家が直言!思い込みを捨てて新しい「常識」を装備する。

目次

第1章 農業の危機(ダストボウル―今なおアメリカが脅える大災害は農業がもたらした;我々は気候に殺されるのか?温暖化とゲリラ豪雨 ほか)
第2章 SDGsと食料安全保障(SDGsとみどりの食料システム戦略;SDGsとは経済に美意識を持ち込むこと ほか)
第3章 どこまで可能か?温室効果ガス削減(温暖化対策の目標;悪者メタンに隠れる、極悪の一般化二窒素 ほか)
第4章 有機農業25パーセント目標は達成できるか、達成すべきなのか?(なぜ農水省は有機農業25パーセント目標を掲げたのか?;無農薬はサスティナブルではない ほか)
第5章 農家の持続可能性(農家の持続可能性は無視されている;供給過剰は燃料作物生産で一気に解決する ほか)

著者等紹介

有坪民雄[アリツボタミオ]
1964年兵庫県生まれ。香川大学経済学部卒業後、船井総合研究所を経て専業農家に。和牛肥育と稲作の傍ら農業関係の執筆も行う。専門知識を初心者にも分かりやすく書くことが評価され、出した本が農業関係の公務員試験の参考書や、食品関係企業の研修テキストに使われることもあった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あみやけ

35
「地球にやさしい」とか「SDGs」とかいう言葉に踊らされていませんか?無農薬は本当にいいのか?化学肥料は本当に危ないのか?遺伝子組み替えは?自分もしっかり問わなきゃて思いました。低価格が本当に庶民のためなのか?狭い視野で盲信するのは危険ですね。もちろん、この著者の考えが絶対ではないと思います。今、5年生と社会科の勉強をしていて、たくさんの情報を基にみんなで考えることは楽しいなって思ってほしいなって考えています。もちろん、僕も仲間。批判的に考える人ではなく、視野を広くみんなで考えられる人に。 2024/07/22

メタボン

22
☆☆☆☆日本の農業への誤解に切り込んだ前作同様、続編は「SDGsと農業」に問題提起した良書。大規模な土壌侵食と砂嵐「ダストボウル」。基幹的農業従事者136万人の7割が65歳以上。世界で年平均470万haの森林が消失。SDGsとは資本主義に一種の美意識を持ち込むこと。1㎝の耕土が出来るのに100年かかる。輸入飼料で育った家畜分は自給率に含まれない。中干しはメタンの発生が止まりN2O発生の前段階。バイオ炭の農地投入。マメ科植物により空気中の窒素を取り込む緑肥。牛舎は換気のため長細い建物としメタンの滞留を防ぐ。2024/10/18

papacy

6
【農課題の多くの誤解】外国産のエサで育った松坂牛は輸入扱いなので、日本の食料自給率は低くなる(例)。日本は世界一の農薬大国というデマ。毒性、分解速度、国により食べる作物量が違うので許容値も異なる。有機農家は農薬の価値を十分知っている。聞きかじりで騒ぐマスコミは罪。常識外の視点と根拠がマダマダ載ってる。本書は数値や情報源を示している。世界にはSDGsという御旗を振り回して覇権を握ろうとする国・人が居る。我々が目指すべきは、国益を守ると同時に実効性あるSDGsを進めること。本書はそれを農業の視点で語っている。2024/10/19

Shigenori

5
第一弾で巷に溢れる農に関する俗論を論破した著者。第二弾では、どうすれば良いのか?温室効果ガス、食料安全保障、農薬、物流、高齢化、賃金、等々の問題を一つ一つ丁寧に考察しながら、現実的で持続可能な、そして世界を救う大胆な提案をする。ロマンがあり、夢がある一方で現実を直視する目を持ち、実際に農に関わっているからこそ分かる知がある。多くの人に読んで欲しい良書だと思います。2024/08/30

お抹茶

4
歯切れよく「農業の思い込み」を切っていく。稲作ではコストを厳しく管理する大規模農家でも交付金がないと赤字になる。交付金がなくても経営できるためには農産物価格の引き上げは必要。日本は理論上,家畜糞尿や下水汚泥という有機肥料で化学肥料を賄えるが,立地偏在や悪臭の問題がある。有機肥料は品質が均一ではなく,収集や運搬・散布に多くのエネルギーを消費し,化学肥料を使うよりも化石燃料を使う。世界の市場を考えれば,外国の嗜好に合わせたインディカ米を輸出用に作るべき。有機の農薬より安全で環境負荷の少ない農薬もある。2024/07/30

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