出版社内容情報
100点におよぶ地図や情報を駆使し、この国の持つ複雑さに対して地政学的な理解を促すビジュアルブック。新版では可能な限り資料を最新のものに改め、危機に直面するたびその姿を変容させてきた近代国家の実像を表出させる。2020年8月刊のリニューアル版。
内容説明
今のイスラエルが一目瞭然でわかるアトラス！著名なイスラエルと中東の地政学の専門家が、イスラエルの完全で時事的かつ現実にもっとも近いポートレイトをつくるため、あらゆる側面から問題にとりくむ。
目次
シオニズムからイスラエル国へ（聖書の時代―表現にみる領土；激動の時代 ほか）
人口と社会、そして政治（イスラエルとパレスチナ―人口上の局面；エルサレムについての表明 ほか）
エネルギーと経済問題（水―重要な中心問題；エネルギーとインフラ ほか）
戦略と安全保障の局面（柵と壁、分離装置；ヨルダン川西岸地区での入植地ブロックの戦略ロジック ほか）
外交の局面（イスラエルと国際連合；孤立という伝説 ほか）
付録
著者等紹介
アンセル，フレデリック［アンセル，フレデリック］ ［Ｅｎｃｅｌ，Ｆｒ´ｅｄ´ｅｒｉｃ］
グルノーブル政治学院卒、地政学博士、研究指導資格所有。パリ・スクール・オヴ・ビジネス国際関係学教授、地政学フランス研究所所長（パリ第８大学）、パリ政治学院講師、地政学専門誌「ヘロドトス」と「国防」の編集委員会メンバー。おもな著書に、『アラブの春の地政学』（ＰＵＦ、２０１５年、同年の地政学学会大賞受賞）、『強国の声』（オディル・ジャコブ社、２０２２年、同年の地政学の本賞受賞）。トルヴィル＝シュル＝メールで例年開催の地政学国際会議、および歴史否定主義に反対する国際会議を創設、運営にあたる
鳥取絹子［トットリキヌコ］
翻訳家、ジャーナリスト
ニコラ，アレクサンドル［ニコラ，アレクサンドル］ ［Ｎｉｃｏｌａｓ，Ａｌｅｘａｎｄｒｅ］
地図製作者、地理情報学者。オトルマン社のアトラスシリーズ（マフィアのアトラス、世界の保護地域のアトラス、山のアトラスなど）を数多く手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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