出版社内容情報
ホビットのごちそう料理から、エルフのパン、友に捧ぐ料理まで――。文学界の巨匠トールキンが描いたファンタジーの金字塔『ホビットの冒険』『指輪物語』に登場する料理やミドルアースの世界観にぴったりのレシピを紹介。
内容説明
ホビットのごちそう料理から、エルフのパン、友に捧ぐ料理まで―世界中で愛されるファンタジーの金字塔『ホビット』『指輪物語』に登場する有名な料理や、トールキンが描いたミドルアース（中つ国）の世界観を味わえるレシピをお届け。
目次
朝食
二度目の朝食
１１時の軽食
昼食
アフタヌーンティー
夕食
そして、飲み物
著者等紹介
アンダーソン，ロバート・トゥーズリー［アンダーソン，ロバート トゥーズリー］ ［Ａｎｄｅｒｓｏｎ，Ｒｏｂｅｒｔ Ｔｕｅｓｌｅｙ］
スコットランド在住の作家、詩人、編集者
川添節子［カワゾエセツコ］
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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花林糖
14
図書館本。『グリム童話の料理帳』の著者。『ホビット』『指輪物語』に登場する料理、「中つ国」の世界観を味わえるレシピ集。グリム童話の方は実際に調理された料理の写真多数だったのに対し、こちらは写真がなく残念。ホビットの食事は一日６回なので其々章に分類しレシピを紹介（コラム有）「朝食/二度目の食事/11時の軽食/昼食/アフタヌーンティー/夕食/飲み物」簡単に作れるのはポリッジ（オートミールを水と牛乳で煮込み味付け・トッピング）。一番印象的なレシピは「オークハイ」蜂蜜で味付けした体を温める飲み物で作ってみたい。2024/01/07
ＭＯＴＯ
10
小食が美徳と思われがちな時代を生きる反動のせいか？ワンピースの宴やドラゴンボールの悟空の食事シーンがたまらなく好き。映画を観ただけで、トールキンの『指輪物語』を読んだことはないが、彼らの食べ物を再現してみたレシピ集である本書を読むと、賑やかなホビットらの食卓の雰囲気が充分に伝わってくる。＜蜂蜜ケーキ＞＜ドラゴンエッグ＞＜物語のスープ＞なんて料理名を眺めているだけでわくわくする。料理のイラストや写真の掲載無しな所も逆に想像力増し増しで楽しいかも。 2024/06/02
洋書好きな読書モンガー
4
ホビットの冒険の冒頭のドワーフ達に襲われる(？)ビルボの家の宴会風景が思い浮かぶ。物語の世界は古代〜中世世界だけど、19世紀〜20世紀初頭のビクトリア朝〜エドワード朝のイギリス料理が基本になっているのか。食事前に読んではいけない本だ。なんか再現してみようかな。2024/07/11
つくし
3
作品のいろんな場面を一緒に思い出しながら読むのが楽しい料理本。レシピは丁寧だけれどお料理の写真やイラストは無く、物語を想起させるイラストが添えられたおとな向け絵本のようなつくりで、ゆったりと読ませていただきました。オーブンで作るフィッシュアンドチップスだけ実践。2024/09/15
luadagua
3
トールキンの「指輪物語」や「ホビットの冒険」に出てくる料理のレシピ本。材料集めるのが難しそうなものもあるけど、それっぽいもので代替すれば作れそうなメニューも多々。スパイス・ハーブ、ベリーと小麦粉盛りだくさん。「ゴラムのサーモンちらし」は唯一の和食で美味しそうなんだけど、手づかみした魚を頭から丸かじりしてるのが思い浮かんでちょっと微妙。鍋料理作ってるサムにキレてたなあ。そして、オークハイのお酒はパンチが効いてそうで興味あるな。ミードも作ってみたい！2024/08/31
