地図とデータで見る現代都市の世界ハンドブック

リュジェリ，シャルロット【編】/太田 佐絵子【訳】

原書房（2023/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 176p／高さ 21cm
• 商品コード 9784562072774
• NDC分類 290.173
• Cコード C0098

出版社内容情報

未来の都市はどうなっているだろう？ 世界人口の半数強が都市部で暮らす今、都市空間は21世紀の戦略的課題のひとつとなっている。政治、経済、文化において重要な機能をもつ都市を90以上の地図・グラフ・表で解説する。

内容説明

現代都市の世界が一目瞭然でわかるアトラス！世界人口の半数強が都市部で暮らす今、都市空間は２１世紀の戦略的課題のひとつとなっている。政治、経済、文化において重要な機能をもつ都市は、ますます断片化され、脆弱になり、異議を唱えられている。

目次

まだ地域的都市モデルについて語れるだろうか（ツーリズムのリスクにさらされたヨーロッパの都市；アジアの都市、メトロポリゼーションモデルの実験室　ほか）
だれのためのだれによる都市か（断片化された都市；都市のジェントリフィケーション　ほか）
２１世紀の都市―脆弱な都市（やがて住めなくなる都市；息苦しさにあえぐ都市　ほか）
肥沃な都市からスマートシティまで（食物をもたらす都市；動物が暮らす都市　ほか）

著者等紹介

リュジェリ，シャルロット［リュジェリ，シャルロット］ ［Ｒｕｇｇｅｒｉ，Ｃｈａｒｌｏｔｔｅ］
ＣＰＧＥ（グランゼコール準備級）の地理学教授。ＬＶＭＴ（都市モビリティ輸送研究所、ギュスターヴ・エッフェル大学）の客員研究員。アメリカ、とくにカリフォルニア州の交通整備政策をめぐる対立について研究している

太田佐絵子［オオタサエコ］
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒

ボワシエール，オーレリー［ボワシエール，オーレリー］ ［Ｂｏｉｓｓｉ｀ｅｒｅ，Ａｕｒ´ｅｌｉｅ］
フリーランスの地理学者、カルトグラファー。アトラスシリーズ（Ａｕｔｒｅｍｅｎｔ社）で数多くの地図を作成してきた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sosking]

時間をかけて資料をじっくり見ないと、筆者の言いたい事考えている事が伝わらない文献でした。

2024/07/06

[くらーく]

この手の本は、個人の興味によってどこを読むかだろうけど、私の場合は、衰退する都市(p.98)が最も興味深いところでしたな。生まれ育ったところがここで取り上げられているデトロイトと同じように、人口が半減（今では1/3近くになってきた）していてねえ。モザイク状の町の状況は、全く同じようであるな。リデザインして、コンパクト化すれば、緑も多く住みやすくなるのだろうけどねえ。 未来の都市なども興味深いな、自分は生きていないだろうけど。いずれにせよ、暇つぶしには良い本ですわ。

2023/10/08

[ふるおさ]

ジェントリフィケーションはよく聞くワードです

2024/04/28

[Teo]

うーん、各項目でグラフとか図と本文があまり合わない。グラフと図が面白いのでそこをじっくり解説しながら項目全体の説明をする構成を期待したのに。あとは海外の都市(著者がそうだから)だとイマイチピンと来ない。

2024/12/16