織物の世界史―人類はどのように紡ぎ、織り、纏ってきたのか

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織物の世界史―人類はどのように紡ぎ、織り、纏ってきたのか

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  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562072507
  • NDC分類 586.7
  • Cコード C0022

出版社内容情報

人類がはじめて織物にした繊維である麻、アメリカの黒人奴隷と綿花産業、中国の代表的輸出品だった絹、羊毛とイギリス、そしてレーヨン他の化繊、ファストファッションの問題まで、繊維織物と人間のかかわりの歴史を描く。

内容説明

世界を動かす「衣」の営み。既製服の登場からファストファッションへ。リネン、綿、絹、羊毛、化繊、デニム。農業、製造、流通から階級、人種、ジェンダー、環境に表れたもの。人間と布が織りなした社会と文化の足取りをたどる。

目次

リネン(ニューハンプシャー最後のリネンシャツ;下着)
綿(テキサスの大地;衣料革命 ほか)
絹(揚子江シルク;衣装騒乱 ほか)
合成繊維(レーヨン;ナイロン ほか)
羊毛(小さきものの群れ;羊毛の祭典 ほか)

著者等紹介

タンハウザー,ソフィ[タンハウザー,ソフィ] [Thanhauser,Sofi]
1984年、米国ニューハンプシャー州ハノーバー生まれ。ニューヨーク・プラット・インスティチュート(美術大学)のライティング学科で教鞭をとる。フルブライト・プログラム、マクドウェル・コロニー、ユークロス財団からフェローシップを受ける。Vox.、Essay Daily、The Establishmentなどに寄稿。コロンビア大学で米国史、ワイオミング大学で環境自然資源を学ぶ

鳥飼まこと[トリカイマコト]
埼玉県出身。法政大学文学部卒業。学習塾講師を経て、翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kouro-hou

23
織物の世界史、というので技術的な内容と思っていたら全世界的女工哀史現在進行形でなかなかキツい。どの素材も全世界で消費レベルで増産するには辛いところがあり、綿は大量の水を必要とするため干ばつが広がったり、石油加工品の副産物の問題だったりと全人類の半分くらいはヌーディストになった方がいいんじゃね?という気分になってくる。南北戦争で軍服を作るために採寸したらデータが集まって今日の既製服の基になったとか、現代の仕立て屋は既製服をモデルにかっちり合わせる事で消費者にぴったり合う服という幻想を見せるとか悪い夢見そう。2024/01/22

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

6
繊維産業や被服産業が環境破壊を起こしたり、労働者を搾取していく構造の歴史が丹念に描かれている。 日本の戦後の繊維業の活況が女性労働者を低賃金でこき使うことによって成り立っていたりすることが分かって心境は複雑。 イギリスがインドに綿栽培を強要する過程で、深刻な食糧不足を招き甚大な餓死者をだした話も印象的。2023/04/02

rinakko

6
“有夫の身である既婚女性が物品を所有することは法的に許されていなかったが、慣例によって、リネンだけは所有することができた。(略)土地、財産、子ども、体に対する権利を持たない女性は、リネンに自らのしるしを残した。” “衣料品ブランドは、世界のどこであれ一番安く引き受けてくれる相手に製品の製造を委託し、消費者の目に映る自分たちと現場の真実を引き離す。なんとも単純な話だ。” “私には安全というものが、糸そのものと、あるいは糸作りの能力と、何か関係しているのではないかと感じられた。”2023/01/30

takao

2
ふむ2023/06/23

都忘れ

2
リネン、綿、絹、羊毛そしてレーヨンやナイロンなどの合成繊維と人類とのかかわりを社会学的なアプローチで丹念に追った一作。「織物の世界史」と邦題があるのでもっと織物そのもの、織り方や歴史が展開されるのかと思ったが、安価な労働に依存した繊維産業の歴史、大規模化に伴う土壌汚染や人への健康被害など環境面の問題に重点が置かれたものだった。原題は確かに「A People's History of Clothing」 とあるのだった。あふれんばかりの衣服に囲まれている現代への警鐘に満ちた本。2023/02/19

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