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出版社内容情報
ナポレオンに咬みついたパグ、ヴィクトリア女王に献上されたペキニーズ、ディケンズが愛したカラス――歴史上の人物たちもペットには甘かった? 心温まる話から歴史や文化を変えた驚きの逸話まで集めた動物歴史エピソード集。
内容説明
18、19世紀当時の新聞や書簡、絵画から見えてくる、人と動物たちの絆。ナポレオンに咬みついたパグ、飼い主の死を悼む猫、ヴィクトリア女王が愛した犬、ディケンズに着想を与えたカラス、はてはノミのサーカスまで―。身分の低い者から歴史上の偉人まで、誰もがペットだけに見せる意外な一面があった。「心温まる話」から「歴史的事件にかかわった動物」の逸話まで、27のエピソード集。
目次
第1部 犬
第2部 猫
第3部 馬と家畜
第4部 鳥
第5部 ウサギと齧歯類
第6部 爬虫類と魚類
第7部 珍奇なペット
著者等紹介
マシューズ,ミミ[マシューズ,ミミ] [Matthews,Mimi]
アメリカの作家。法律家。歴史ノンフィクション及びヴィクトリア時代のロマンス小説を執筆。ノンフィクションでは19世紀を中心に、動物、芸術、エチケットとファッション、美容、フェミニズム、法律など様々なテーマで執筆。家族(引退した調教馬、シェットランド・シープドッグ、シャム猫2匹を含む)とともにカリフォルニア在住
川副智子[カワゾエトモコ]
早稲田大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
48
ビクトリア時代のイギリスが中心ですが、当時の書籍や手紙から浮かび上がってくるのは、今も昔も変わらない動物と人間の関係です。ナポレオンとパグの話は初めて知ったので大笑い。これも離婚の理由の一つだったのかしら。ディケンズのカラスとポーの「大鴉」の関連も知らなかったなあ。猫の逸話は少なめで残念。ロバの誘拐の話は文章がちょっと飛んでいるような気がするんだけど…?2023/02/09
優希
42
動物と人とのエピソードを集めています。18〜19世紀の欧米が中心なんでしょうね。関わり方が面白く、興味深かったです。2024/02/06
ガットウ
16
★★★★4.0点。18、19世紀西洋の動物こぼれ話。図版が、とても綺麗でアカデミック!2023/04/07
ユキタ
2
図書館。当時の優美な絵画と、今でも共感できるペットへの愛あふれるエピソードが楽しめる。タイトルにある「ナポレオンを噛んだパグ」の話が面白い。初夜に妻のベッドに居座るパグ、妻の恩人(犬)だとしても、そりゃあまあ、いやだよねえ。この本には載ってないけれど、ダヴィッドの「ナポレオンとジョセフィーヌの戴冠式」にパグの姿がないか探してしまった(笑)。ところで16章の盗まれたロバの話、落丁してないかしら。話がつながってない。2024/08/12
桜花
1
ノミをペットというのかはわからないけれどいろんな動物と暮らしてたんだなあ。2024/05/17