出版社内容情報
自衛隊の歴史と事件を多数の証言とともにたどりながら、左右から反発を受けた「戦わない軍隊」が、いかにして日本社会に融和していったのか。気鋭の米国人日本研究者が問う「戦後日本のかたち」
内容説明
自衛隊の歴史と戦後史、事件を、多数の証言とともにたどりながら、左派からも右派からも反発を受けた「戦わない軍隊」が、いかにして日本社会に融和していったのか。気鋭の米国人日本研究者が問う「戦後日本のかたち」。
目次
序章 社会に認められること、溶け込むことを目指して
第1章 警察予備隊と米軍
第2章 防衛大学校創設と過去との訣別
第3章 「愛される自衛隊」になるために―北海道を中心に
第4章 民生支援と広報―安保、オリンピック、三島事件の時代
第5章 沖縄に、また「日本軍」がやってくる
終章 自衛隊および冷戦期の防衛アイデンティティはいずこへ?
著者等紹介
スキャブランド,アーロン[スキャブランド,アーロン] [Skabelund,Aaron Herald]
ブリガム・ヤング大学歴史学部准教授。帝国主義、動物、軍隊の社会的および文化的歴史に重点を置いて、現代日本の歴史を専門に研究。2004年にコロンビア大学、その後北海道大学で日本学術振興会による博士研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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