出版社内容情報
先史時代の甘味料に始まり、儀式に使われた甘味、薬とお菓子の関係、中世のごちそうとしてのお菓子、メーカーやマーケティング、巨大な売り上げをもつ商品としての現在の砂糖菓子にいたるまでの歴史をめぐる。図版80点。
内容説明
先史時代の甘味料に始まり、儀式に使われた甘味、薬とお菓子の関係、中世のごちそうとしてのお菓子、奴隷や児童労働、砂糖菓子への毒物混入事故、メーカーやマーケティング、巨大な売り上げをもつ商品としての現在の砂糖菓子にいたるまでの物語を豊富な事例と図版により紹介する。
目次
甘いタイムライン
すべての始まり―それはカイロ繁華街のはちみつ、フルーツ、そしてナッツ
砂糖の登場
「スプーン一杯の砂糖…」―甘い偽薬
文化的な問題―配給、人種差別、甘いタバコ、女性の権利
砂糖と奴隷
甘い毒物―食品偽装
特別な砂糖菓子―リコリス、チューインガム、ロックキャンディ、綿菓子、ゴブストッパー、ジェリーベイビー、ドリーミックス
チョコレートの歴史
クエーカー教徒とチョコレート〔ほか〕
著者等紹介
クリスタル,ポール[クリスタル,ポール] [Chrystal,Paul]
ハル大学とサウサンプトン大学で古典学の学位を取得。100冊あまりの著書があり、その多くは砂糖菓子や飲み物に関するものである。ヨークシャー考古学ジャーナルの編集者。BBCワールドサービスなど多くのラジオ番組に出演しているほか、デイリーエクスプレスで食の歴史に関する記事を執筆している
ユウコ・ペリー[ユウコペリー]
北海道大学文学部卒、京都大学人間環境学研究科修士課程(保存科学)修了、英国カーディフ大学修士課程(MSc in Conservation)修了。イギリス在在。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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