出版社内容情報
森林の歴史、伐採など破壊が引き起こす地球温暖化、動物や植物など生態系への影響、人の減少による森林放置の実態、再植林による森林の復活などさまざまな課題と保護をとりあげ100点以上の地図・グラフ・表により解説する。
内容説明
森林の世界が一目瞭然でわかるアトラス!100を超える地図と多数のグラフやデータとともに、世界各地の森林の多様性を語り、生物多様性の損失をふせいで、より持続可能な森林の管理を可能にするためのさまざまな課題と保護を明らかにする。
目次
定義と分布―現況(ひとつの森か複数の森か?;統計基準 ほか)
木材資源としての森林(森林面積の推移;1960年以降の森林の推移 ほか)
さまざまな森林サービス(気候の調整弁としての森林;森林サービスの評価 ほか)
おびやかされる森林(森林破壊の背景;森林破壊と再造林 ほか)
さまざまな紛争に直面する森林(世界の森林と紛争;買い占められるアフリカの森林? ほか)
著者等紹介
ブーリエ,ジョエル[ブーリエ,ジョエル] [Boulier,Jo¨el]
パリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学研究指導資格准教授、地理学シテ共同研究ユニットメンバー。CARTHAGEO(パリ第1、UP・ENSG)修士課程講座指導教員。複数の環境研究計画に参加する一方、森林問題や水リスク、空間分析にかんする研究をおこなっている。現在は、防波堤と地球温暖化をテーマにしたドキュメンタリー映画の制作に取り組んでもいる
シモン,ローラン[シモン,ローラン] [Simon,Laurent]
パリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学名誉教授、LADYSS(社会ダイナミクス・空間再構成研究所)メンバー。生物多様性を推進する開かれた組織の科学諮問委員会(ユネスコ「MAB(人間と生物圏)計画」、ITTECOP「輸送・地域・生態系・景観インフラ計画」など)や森林問題にかんする複数の研究計画にくわわっている。エルヴェ・ブレディフとの共著『生物多様性と戦略』(2021年)のほか、数点の著書や約50本の論文を発表し、その一部は森林の生物多様性の地域的側面を扱っている
蔵持不三也[クラモチフミヤ]
早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。