出版社内容情報
稀少コレクションの図像からたどる、カードが象徴する知られざる意味。「愚者」「教皇」といったカードごとにさまざまな版を一同に見ることができる。図案の象徴的な意味、歴史的な位置づけまで詳細にわかるフルカラー図鑑。
目次
大アルカナ（愚者；魔術師 ほか）
小アルカナ（コインのスート；ソードのスート ほか）
カード占いと占いゲーム（カード占い（カートマンシー）
ダイヤのスート ほか）
現代タロット（ブレイディ・タロット；ダスト２オニキス ほか）
著者等紹介
バルビエ，レティシア［バルビエ，レティシア］ ［Ｂａｒｂｉｅｒ，Ｌａｅｔｉｔｉａ］
タロット・リーダー、在野研究者、キュレーター。フランス生まれ、現在はアメリカ在住。タロットの鑑定とともに、リーディングを教えている。ソルボンヌ大学で芸術史学士号取得。モービッドアナトミー博物館で２０１２年までプログラムディレクターとライブラリアンを務めた。インスタグラムでタロットと占いカードのコレクションを公開している。著書に“Ｊｅｓｕｓ Ｎｏｗ：Ａｒｔ＋Ｐｏｐ Ｃｕｌｔｕｒｅ”がある
鏡リュウジ［カガミリュウジ］
占星術研究家・翻訳家。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了（比較文化）。占星術の心理学的アプローチを日本に紹介し、従来の「占い」のイメージを一新。占星術の歴史にも造詣が深い。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。平安女学院大学客員教授。京都文教大学客員教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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袖崎いたる
5
わたしたちが聞こえてしまう声についての詳細な図録、解説。imageとは、eyeを通して私たちの魂へと影響を及ぼすmagieなのだ！……とのこと。2022/05/11
Aki
1
鏡リュウジさんが監訳ということで、占い味強い本かと思いましたが、そんなこともなく...こちらの著者がタロットに通じつつもキュレーターと言うこともあり、占いに於けるカードの読み解き方というより、モチーフ解説や歴史的背景についてまとめられた本であります。美術作品としてタロットカードを紹介、解説している印象。綺麗なカードを眺めるのも楽しい一冊。2022/05/21
