出版社内容情報
レシピ、逸話、作法……知っているようで知らない韓国の食文化をかわいいイラストで解説! 種類豊富な前菜「バンチャン」、5色哲学に基づいた配膳、熾烈な受験戦争が生んだ縁起フードなど、伝統と最新の情報が満載!
内容説明
“種類豊富な前菜「パンチャル」て何?”“年長者との食事ルールは?”“デートに向いていない「サム(包み料理)」って?”日常料理から伝統料理、屋台料理、北朝鮮の名物まで、知っているようで知らない韓国の食文化のすべてをイラストで解説。
目次
韓国料理
普段の食事
発酵
麺類や韓国風餃子
お祝いの席や特別な日の料理
テーマに沿った料理
お菓子と飲み物
著者等紹介
キョン,ルナ[キョン,ルナ] [Kyung,Luna]
フランス・パリ在住の韓国人料理家
アンジ[アンジ] [Ahnji]
フランス・ビアリッツ在住の韓国人イラストレーター、グラフィックデザイナー。アーティスト集団「Serres de la Milady」のメンバーとしても活躍
繁松緑[シゲマツミドリ]
仏語翻訳者。上智短期大学英語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アキ
86
韓国料理は、西洋料理のように順番に出されるのではなく、ご飯、スープ、タレ、キムチ、おかず(パンチャン)をいっぺんに並べるスタイル。キムチをはじめとする発酵料理にも様々な種類があり、伝統的な韓国料理は野菜や肉類・魚介を使った手づくりの温かさがあり懐かしい感じがした。地元の知人にご馳走になったカニの醤油漬け・ケジャンはご飯泥棒の愛称で呼ばれるのも納得の美味しさでした。この本には載ってませんでしたが、韓国では松茸より香茸の方が高級なんだそうです。名物料理がたくさんある韓国には、何度でも足を運びたくなります。2025/03/25
☆よいこ
73
分類383。韓国の食文化を知る。発音カタカナで親切、イラスト多数、地図で地方食紹介あり▽[韓国料理]作法/基本の食材/食器/おいしい擬音語、擬態語[普段の食事]ご飯もの/スープ/チゲ/ナムル[発酵]地域ごとのキムチ/その他の発酵食品[麺類や韓国風餃子]餅[お祝いの席や特別な日の料理]ビビンバ/お祝いのスープ/チヂミ[テーマに沿った料理]季節の食べ物/家族行事/精進料理/屋台/北朝鮮の料理/海外からの料理/縁起の良い(悪い)料理[お菓子と飲み物]餅菓子と韓国のお菓子/花菜とかき氷/お茶/お酒▽索引有。良本2024/11/05
あたびー
38
図書館で借りたんだけど、余りに良い本なのでポチってしまいました。だって、チョングッチャンの作り方まで書いてあるんだよ?(自作はしないけどさ)作者と絵師はパリ在住の韓国人。なので元本はフランスの出版らしいです。割と最近の韓国食の流行まで押えてます(が、チーズタッカルビは新大久保オリジンらしいので載ってません)。「半地下……」でブレイクのチャパグリの作り方はのってます。様々なタレの配合など細かいところまで載っていて、是非自分で作りたかったので買いました。2023/03/24
翠埜もぐら
19
辛いものがダメなので韓国料理は無理だと思っていましたが、チゲラーメンに挑戦して無事クリアできたので、調子に乗って図書館から借りてきてしまいました。肉をがっつりと言うより、香辛料やジャンを駆使した野菜の料理が多いと言った感じ。韓国に限らず郷土料理って手間暇かかっているものが多く、要するに丁寧な暮らしなんですね。ニンニクのみじん切りの登場率が高いのは中華と共通だけれど、ゴマ油も共通項なのはやっぱり寒いお国柄なのかしら。明太子や塩辛があるのは海岸線の長い国ならでは。日本と被るところも多いのはお隣さんなんだなぁ。2023/03/29
なにょう
16
良書。韓国は日本と同じところもあれば、違うところもある。★韓国に行って、キムチを買って、ビビンバの食べ歩きをしたい。ほんでもって叶うなら、平壌まで行って冷麺を食べたい。2023/04/02
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- 和書
- 語り継ぐこの国のかたち