出版社内容情報
魂が宿る器官とされた古代エジプトの信仰から、シロナガスクジラの巨大な心臓、カブトガニの青い血、人間の心臓再生に役立つニシキヘビまで。動物学者が動物と人間の心臓が持つ驚くべき機能、そして未来の可能性を語りつくす!
内容説明
動物の心臓・循環器系には不思議がいっぱい! シロナガスクジラのメガ心臓、凝固するカブトガニの特殊な血液、重力に負けないキリンの循環器、心臓が凍っても生き延びるアメリカアカガエル。ヒトの心臓に隠された驚きの物語 心臓に「魂」が宿るとされた古代エジプトから、聴診器やカテーテルのはじまり、そして動物の驚異的な心臓機能を生かした再生医療の最新研究まで。動物学の専門家である著者が動物から人間まで、知っているようで知らない「心臓」を語りつくす!
目次
はじめに 大きな心臓のある小さな町
第1部 心は手に負えない(大きさがすべて1;大きさがすべて2;青い血と傷んだスシ ほか)
第2部 知っていることと、知っていると思っていること(心臓と魂―古代と中世の心臓血管系;注入されるものは…;床屋に噛まれたら心臓は苦しくなる)
第3部 どんどん良くなる(その音を聴け―棒切れから聴診器へ;家では試さないように…ひじょうに優秀な看護師同伴の場合以外は;“心臓と心”…のようなもの ほか)
著者等紹介
シャット,ビル[シャット,ビル] [Schutt,Bill]
ニューヨーク市生まれ。コーネル大学で動物学の博士号を取得。ロングアイランド大学ポスト校生物学名誉教授、アメリカ自然史博物館研究員。専門は脊椎動物の研究。北米コウモリ学会の理事で、著書に『共食いの博物誌―動物から人間まで』(太田出版、2017年)があるほか、小説家としても活躍
吉野山早苗[ヨシノヤマサナエ]
翻訳者。玉川大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美東
マイアミ
シュレッダ
Go Extreme
mick
-
- 和書
- 太陽の谷 Mira文庫
-
- 和書
- 聖書物語 アトム英文双書