図説 ダイヤモンドの文化史―伝説、通貨、象徴、犯罪まで

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図説 ダイヤモンドの文化史―伝説、通貨、象徴、犯罪まで

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562071401
  • NDC分類 755.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ダイヤモンドは単なる宝飾品か? 人はなぜ「永遠不滅」を求めたのか? ダイヤモンド産業の闇から、芸術や宗教、哲学における象徴としてのダイヤまで、美術史家ならではの視点を加え、100点超の図版とともに明らかにする。

内容説明

ダイヤモンドの格別な美しさを手に入れようと、古代より欲望に駆られた人々は貴石の眠る大蛇だらけの谷を旅し、天文学的な金を動かし、戦争で血を流してきた。なぜそれほどまでに、人は「永遠不滅」の石を求めるのか?本書では、古代・中世のダイヤモンドにまつわる伝説にも眼を向け、デビアス社が「ダイヤモンドは永遠の輝き」と謳うはるか古来より、人々が宗教、哲学、芸術において「叡智と不変性」のシンボルとして利用してきたことを、美術史家ならではの視点で解き明かす。そして、人種隔離政策や“紛争ダイヤモンド”といった負の歴史、世界的に有名な“コー・イ・ヌール”やマリー・アントワネットの首飾り事件、ナオミ・キャンベルを巻き込んだ「血のダイヤ」事件といった、ダイヤとは切っても切れない犯罪事例についても触れることで、人とダイヤモンドとの深い歴史を広く本質的にとらえていく。

目次

1章 ダイヤモンドと帝国(インド;ブラジル ほか)
2章 ダイヤモンドビジネス(カッティングと研磨;一七世紀から一八世紀にかけての国際取引 ほか)
3章 ダイヤモンドの形状・模様・象徴(もともとの「ダイヤ」の形;ヨーロッパの建築と装飾 ほか)
4章 ダイヤモンドは女の子の親友―贅沢品であり必需品でもあるダイヤモンド(ダイヤモンドを手に入れる女性;ダイヤモンドと贅沢 ほか)
5章 ダイヤモンドと犯罪(近世におけるオールド・ベイリーの判例;近世のダイヤモンド強奪 ほか)

著者等紹介

ポイントン,マーシャ[ポイントン,マーシャ] [Pointon,Marcia]
イギリスの美術史学者。マンチェスター大学で学び、1974年に同大学で博士号を取得。1975年からはサセックス大学で研究を進め、1989年に美術史の教授となった。1992年から2002年まではマンチェスター大学で教鞭を執る。現在はフリーランスのコンサルタントおよび研究者として活動している

黒木章人[クロキフミヒト]
翻訳家。立命館大学産業社会学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

19
宝石に関する本は色々あるけれど、なかでもダイヤモンドは別格で、これまでに何冊か読みました。専門的な部分も多く読みやすいとは言えませんが、図版も多く含まれていたのでと見通すことができました。やっぱり、人間が惹かれる要素をたくさん持った宝石なんだと思う。2022/06/26

ろばみみ

1
原題「Rocks,Ice,and Dirty Stones」の名にふさわしく、ダイヤモンドがいかに搾取と略奪の歴史をたどってきたを知ることが出来る1冊だった。女性が婚約指輪にダイヤモンドを欲しがるというのは、女性が個人資産を持つことが出来なかった時代に宝石という形でなら個人の物にすることが可能なこともあったことが男性と宝石業者の間で(恐らくは故意に)歪曲され、たっぷりコマーシャルに流されたことで洗脳されているに過ぎない。とんだ「永遠の輝き」である。2022/11/27

ふら〜

1
古今東西ダイヤモンドに対するあれこれ。理屈を抜きにしても、人々を魅了する魔力がダイヤにはあるのだろう。2022/02/22

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