出版社内容情報
エリザはずっと兄の親友のトーマスを想っていたが、父はおろか兄ですら放蕩者の彼に近付くことを許さない。ほどなく父が縁談をみつけてきて、彼女は別の人との結婚が決まってしまった。
ある舞踏会の夜、エリザはトーマスと偶然二人きりになってしまい、彼にキスされる。人目につくことをおそれて逃げ出した彼女だが、そのあともトーマスを忘れることはなかった。
結婚生活は穏やかで平和だったが、事故で夫と義父が亡くなり、21歳の若さで未亡人となったエリザ。遠縁の跡継ぎが見つかったため、小さな娘がいるにもかかわらず、住み慣れた家からも追い出されてしまう。娘のためにも再婚相手を見つけようと決意して、社交界に出ることにしたが、トーマスに再会し……



