出版社内容情報
収穫祭でポンソンビー子爵にダンスを申し込まれた日からアグネスの静かな生活が一変する。恋に落ちることなどないと思っていたのに。アグネスは田舎のコテージで姉と二人、ひっそりと暮らしている。そんな日常が、親友の結婚祝いの席で、息をのむほど美しいポンソンビー子爵フラヴィアンからダンスを申し込まれてから一変した。
フラヴィアンは英仏戦争に出征した際に負った怪我の後遺症で、記憶と発話に障害がある。会った人のこともよく忘れてしまうのだが、アグネスのことはなぜか印象深く、忘れられなかった。
心をおしかくして生きてきた二人が出会い、互いをかけがえのない存在と思うようになっていくが、アグネスは心に素直にはなれない。それは、彼があまりに世慣れていることと、ときおり皮肉な笑みをうかべるせいでもあった。フラヴィアンはかつて信頼する人に裏切られて以来、厭世的にふるまう癖があったのだ。
ある日、フラヴィアンの古い知人ヴェルマが村を訪ねてきた。実は彼女はフラヴィアンの元婚約者で……
メアリ・バログ[メアリバログ]
著・文・その他
山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
翻訳
内容説明
“恋をしてしまった。愚かにも、深く、熱く、輝くような恋をしていた。皮肉屋で、世慣れていて、おそらくは危険な遊び人に。この人と会うのは今夜かぎり。二度と会うことはないだろう。ええ、そのほうがいい。いいに決まっている。”…田舎のコテージでひっそりと暮らしてきたアグネスの日常が、息をのむほど美しいポンソンビー子爵フラヴィアンから、祝宴でダンスを申し込まれた日を境に一変した。フラヴィアンはナポレオン戦争に出征した際に負った怪我の後遺症で、記憶に障害がある。しかしアグネスのことはなぜか印象深く、忘れられなかった。心をおしかくして生きてきた二人は惹かれあい、互いをかけがえのない存在と思うようになっていくが、ある日…愛の癒しにきっと涙する、“サバイバーズクラブ”シリーズ第4弾!
著者等紹介
バログ,メアリ[バログ,メアリ] [Balogh,Mary]
NYタイムズ・ベストセラー作家のひとり。ウェールズ出身で現在はカナダ在住。教師職を経て1985年に作家デビュー。以来、多くのリージェンシー・ロマンスを上梓。ロマンティック・タイムズ誌の最大功績賞をはじめ、豊富な受賞歴を誇る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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