出版社内容情報
ついにビレッジブレンドが映画のロケ地に選ばれた! 往年の大スターの来店にクレアたちは胸をときめかせる。ところが撮影初日から、不運な事故続き。そしてとうとう、店のバリスタが小道具の銃で本当に撃たれてしまい……?
内容説明
ついにビレッジブレンドが撮影ロケ地に選ばれた!往年の大スター、ジェリー・サリバンがコーヒーハウスにやってくるとあって、クレアは大喜び。寂しい幼少期を過ごしたクレアにとってジェリーのコメディ番組は、心を明るくしてくれる唯一の存在だった。そんなジェリーは大スターのオーラを放ちながらもとても気さくな人物で、すぐにバリスタたちとも打ち解けた。だから何もかもが順調に進むかに思えたのに、撮影は初日からトラブル続き。撮影クルーはあろうことかよその店のコーヒートラックを連れてきたうえ、そのコーヒーを口にした撮影クルーが倒れて救急搬送されてしまう事態に。しかし悲劇はそれで終わらない。小道具の銃で、バリスタのタッカーが本当に撃たれてしまい…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
22
クレアは、相変わらずムチャしますね。そして、マテオはカッケー(^^)もう20作なんですね、これまで何人亡くなったことやら…。2025/01/13
Naoko Takemoto
11
ビレッジブレンドでコメディドラマの撮影をすることになったが、まあ次々と事件が起こり、クレアが微妙に立ち入りながら解決するいつものノリである。 このシリーズはクサイなと思いつつトレンドを取り入れ、芸術性も感じるのだが、本作はマニアックで着いて行けないところもしばしばあったものの概ね楽しく読めました。2024/10/24
きょん
9
シリーズ20冊目。ビレッジブレンドで往年のコメディ大御所のコメディドラマの撮影が始まるが、撮影スタッフが異物摂取で倒れたり、タッカーが撃たれた銃が本物の弾丸に入れ替わっていたり事件発生。番組制作存続のために警察沙汰にしないことを選んだ為にクレアが事件解決に乗り出す。相変わらずエキセントリックな登場人物ばかりだけど、業界と思えば納得かも。2024/11/26
さくさくさん
1
20作目はヴィレッジブレンドが配信コメディ番組の撮影現場に!なるほどなあ。映画やドラマで観たニューヨークを想像しながらこのシリーズを読んでいるので、わくわくも増した。相変わらずの破茶滅茶クレアで楽しく読めました。2024/12/31
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