コージーブックス スープ専門店 １ 謎解きはスープが冷めるまえに―スープ専門店〈１〉

アーチャー，コニー【著】〈Ａｒｃｈｅｒ，Ｃｏｎｎｉｅ〉/羽田 詩津子【訳】

原書房（2016/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 399p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562060566
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

雪深い小さな村で、昔から人々の心を温めてきた一軒のスープ専門店。常連客が集うその店を、窮地に追いやる殺人事件が発生し!?雪深いスノーフレーク村。冬には大勢のスキー客が詰めかけるが、夏はわずかな住人しかない。
そんな小さな村でスープ専門店を営んでいた両親が事故で急死し、ラッキーは若くして店を継ぐことに。
ところが、頼りにしていた腕利きのシェフが不運にも殺人事件の容疑者として逮捕されてしまったから、さあ大変！
常連客の集う店を守り、シェフの無実を晴らすことはできるのか？

コニー・アーチャー［コニーアーチャー］

羽田詩津子［ハタシズコ］

内容説明

雪深いスノーフレーク村。冬には大勢のスキー客が詰めかけるが、夏はわずかな住人しかいない。そんな小さな村でスープ専門店を営んでいた両親が事故で急死し、ラッキーは若くして店を継ぐかどうかの決断を迫られていた。ところが、残された帳簿を見てみると数字が合わない。どうやらお金に困っている人たちには無料でスープを提供していたらしい。両親の優しさに胸が締めつけられるいっぽうで、店の経営は日に日に苦しくなるばかり。追い打ちをかけるように、頼りにしていた腕利きのシェフが、不運にも殺人事件の容疑者として逮捕されてしまったから、さあ大変！店と常連客の愛する味を守るため、ラッキーはシェフの無実を証明しようと立ち上がる！

著者等紹介

アーチャー，コニー［アーチャー，コニー］ ［Ａｒｃｈｅｒ，Ｃｏｎｎｉｅ］
ニュー・イングランドで生まれ育ち、幼いころからアイススケートやスキーに親しむ。ノースイースタン大学で英文学の学位を取得。研究機関の技術者、ウエイトレス、医療機関の事務職、ディナーシアターの女優などさまざまな職を経た後、『謎解きはスープが冷めるまえに』で作家デビュー。現在はロサンゼルスで暮らす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆最近登録者数が無い本ばかり…(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)]

2013年ドラマ『dinner』に似てるなぁ～（￣～￣；）

2019/02/16

[飛鳥]

スープ屋さんシリーズ第１弾。両親を事故で亡くし、故郷に戻り二人が営んでいたスープ専門店「スプーンフル」で働きだすラッキー。心に傷を負いながらも唯一の肉親の祖父ジェイソンと助け合いながらガタガタの経営状態の店を何とか保たせようと奮闘するラッキー。そんな中店の裏口で観光客の女性が死体で発見されシェフのセージが逮捕されパニックに。２作目を先に読んでいたもので犯人が分かりながらもどうなっていくのかハラハラドキドキでどういった繋がりになっていくのか気になって一気に読みです。凄く引き込まれるシリーズで大好き。

2017/10/16

[むらさきめがね]

突然事故で亡くなった両親が切り盛りしていたスープレストランを迷いながらも継ぐことになったヒロイン。落ち込んでる割にかなり暴走気味でおやおや…と思いながら読んでましたが、彼女をバックアップしてくれる村長のエリザベスのセリフに名言が多くいろいろと癒されてしまいました。シリーズ追いしてみる予定！

2017/05/11

[みみずく]

某スープ専門店チェーンによくお世話になるので…という謎の理由で読んだ。主人公ラッキーが故郷に戻ってきた理由は、両親の事故死…というつらい理由。見よう見まねで両親の大切なスープ専門店を切り盛りする彼女に更に追い討ちをかける事件が起こり、なんとも重い展開。でも、なんとか現状を打開しようとする姿が、共感を呼び起こし、読み終わるころには、これからは良くなるに違いないと思えた。続きも読んで見よう。

2017/09/16

[cozy]

コージーミステリ。これからシリーズが続刊されるようです。今の時期に読むのがピッタリなスキーリゾートの麓にある小さな村が舞台。ボリューミーなスープとサンドウィッチがおいしそう( *´艸`)２０代のヒロインの「アタシが！アタシが！」がこの先どのくらい突出してくるのか、私は受け流せるか・・・もう１冊ぐらいは読んでみたいです。

2016/11/19