コージーブックス 女王バチの不機嫌な朝食―はちみつ探偵〈４〉

リード，ハンナ【著】〈Ｒｅｅｄ，Ｈａｎｎａｈ〉/立石 光子【訳】

原書房（2014/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 391p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562060337
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

料理下手なホリーは、夫が招待した会社の部下たちに朝食を振る舞うことになったものだから、
大慌てで姉ストーリーに泣きついた。
急遽、自分の店から食材を調達して、豪華な朝食を届けたストーリー。
田舎パンにパンプキンパイ風味のはちみつバター、もぎたてフルーツにブルーベリー・マフィン……。
万事うまくおもてなししたはずだったのに。
なんと、用意したニンジンジュースに何者かが盛った毒で、客の一人が死亡！　
警察から姉妹そろって疑惑の目を向けられることになり、ストーリーは真犯人を捜しだそうとするが!?

内容説明

料理下手なホリーは、夫が招待した会社の部下たちに朝食を振る舞うことになったものだから、大慌てで姉ストーリーに泣きついた。急遽、自分の店から食材を調達して、豪華な朝食を届けたストーリー。田舎パンにパンプキンパイ風味のはちみつバター、もぎたてフルーツにブルーベリー・マフィン…。万事うまくおもてなししたはずだったのに。なんと、用意したニンジンジュースに何者かが盛った毒で、客の一人が死亡！ストーリーはこの事件のせいで恋人の刑事ハンターとの甘い同棲生活に黄色信号が点滅、姉妹ともども警察から疑惑の目を向けられて大ピンチに。なんとかこの悪状況を打開しようと、ストーリーは真犯人を捜しだそうとするが！？

著者等紹介

リード，ハンナ［リード，ハンナ］ ［Ｒｅｅｄ，Ｈａｎｎａｈ］
ウィスコンシン州南部の小さな町で暮らす。別名義デブ・ベイカーで執筆したＭｕｒｄｅｒ　Ｐａｓｓｅｓ　ｔｈｅ　Ｂｕｃｋで、オーサーリンク・インターナショナル新人賞を受賞し、作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むらさきめがね]

ずっと謎めいてたホリーの旦那が登場。これがこの作品には珍しく普通にいい人でやや肩透かし。やっと登場人物の気難しさにも慣れてきて面白く読めたところだったのに、翻訳の続きが止まってしまったようでちょっと残念・・・。コージー界の渡鬼として頑張ってほしかったのになぁ。

2016/03/13

[寧々子]

読み始めはちょっとウンザリ。　自分勝手で感じ悪い人ばかり続々と登場するから。　主役を含めて主な登場人物の殆どが魅力に欠けるキャラなんだもん。　事件の他にもストーリーとハリーのロマンスの行方、母親との対決、警察長との因縁など、読みどころがあると言えばあるし、読みやすかったんだけど・・・読んでて楽しくなかった。　蜜蜂の薀蓄は相変わらず興味深いけど、見学者への注意事項を読む限り、隣家の裏庭でミツバチを飼われるのは嫌だなぁと思った！　犯人も名前が出た途端にわかっちゃった。　次作はもう読まなくてもいいかなぁ～

2014/12/19

[じゅり子]

シリーズ四作目。あいかわらず、この小さな街「モレーン」の住人たちはいがみあいが好きですね（笑）。母と娘の関係ってやっぱり難しい部分もあるだろうけど、ストーリー（主人公の名前です）と母ヘレンの確執は大変だなぁ…という感じ。ちっちゃい犬のディンキー、出番が少なくて残念。アルコール依存症だった従姉妹のキャリー・アンも順調に克服しているようだし（店長に昇格）、不法所持の銃持ってかけつけるスタンリーもいい味（笑）。そして覗き屋パティの過去が明るみに！私の一番の贔屓かな？どうしようもない隣人なんだけど。

2015/01/17

[まはな]

（図書館）いやー本当に負の感情のぶつけあいしかできない主人公の周りの人間に嫌気がさしてきた。犯人もだいたいわかってたけど、動機はちょっとわからなかった。ハンターが救いかと思ったけど、救いは犬かもしれない。てゆうかアメリカ人はこんなに勝手なひとばかりなの？とついつい思ってしまう。まぁ一番身勝手なのは主人公な気もする。あの母にしてこの娘ありという感じ。

2015/01/26

[Rio]

はちみつシリーズ④今回はホリーの夫が招待した部下たちが中心となる事件がおきる。今まであまり出番がなかったホリーの夫マックス。なかなか妻思いの良い人だ〜。主人公ストーリーは、お店「ワイルドクローバー」にはあんまり出なくなっちゃった感じ。あのお店好きだからもっと出てきてほしいのに。野草に関する知識がちょっとだけ増えた。ドクゼリにはご用心！

2015/04/04