出版社内容情報
お祭りで町がにぎわう一方、ストーリーはついていないことばかり。「はちみつ女王」の座を逃したばかりか、犬の散歩中に死体につまずくなんて! しかも警察が到着したときには忽然と消えていて……!?
内容説明
年に一度の“ハーモニー・フェスティバル”で町が賑わういっぽう、ストーリーはツイてないことばかり。「はちみつ女王」の座を逃したうえに、犬の散歩中に死体につまずくなんて!しかも、警察が到着したときに死体は忽然と消えていて、「ホラ吹き」呼ばわりされる始末。唯一、話を信じてくれた、事件記者パティを相棒に危なっかしい捜査をはじめると、空き家で消えた死体を発見。ところが、状況からすると犯人は…母の新恋人トム?真相を突き止めるべきか、生真面目な母がようやく手に入れた幸せを守るべきか。悩めるストーリーをあざ笑うかのように、犯人からの警告と思しきヒッコリーの実が、自宅前に置かれるようになり…!?美味しいはちみつレシピ付き!
著者等紹介
リード,ハンナ[リード,ハンナ] [Reed,Hannah]
ウィスコンシン州南部の小さな町で暮らす。別名義デブ・ベイカーで執筆したMurder Passes the Buckで、オーサーリンク・インターナショナル新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペルー
33
ヒロインのストーリーは、物語の主人公としてはアグレッシブで感情の起伏に富んでいると思う。そう言うった意味では、リアリティがあるのかな。親友(?)のパティに対して、もう捜査はしないとかやり過ぎだとか注意するけど、今回も色々嗅ぎまわって、自分で自分の首を絞める羽目に。私もストーリィ同様、生まれ育った町で暮らしているけど、自分のお店を持っているわけじゃないので、ご近所にそんなのどっぷり関わり合いがあるわけじゃないことに感謝しないと、と思わせてくれるこのシリーズ。2016/12/11
むらさきめがね
6
どうしようパティがだんだん好きになってきた!そんな自分に困惑しつつ読了。ヒロインに突っ込みどころが多すぎて最初にこのシリーズを読んだときはデス妻の影響受けすぎじゃない?と思ったものですが、パティとヒロインが奇妙なバディを組んでいく今後の展開に少しだけ期待したいと思えるラストでした。しかしホント蜂関係ないな。2014/11/22
星落秋風五丈原
6
第一作では夫の家だった所でまたもや事件が。蜂の話題から離れてしまった。だんだん関わる言訳が苦しくなってくるのでは。さらっと読むには面白いというレビュアーに一票。2014/06/21
pettyori1
5
シリーズ3作目。 一章読んで楽しく読めずに本を閉じました。 相変わらず身内や周りの人に悪口言いまくってる主人公、まったく好きになれない。2021/12/11
BECHA☆
5
ストーリーの隣の空き家に新しい住人がやってきた。元ダンナではないかとハラハラしたら、なんだかいけ好かない奴。年に一度のお祭りで「はちみつ女王」は永遠のライバルの妹にさらわれ、頭痛の種はいくらでも湧いてくるところに発見した死体が消えるアクシデント。警察長のジョニー・ジェイは相変わらずストーリーを目の敵に。地元紙の記者となったパティは親友宣言。苦手な母ヘレンの様子がおかしい。死体は誰? 犯人は? 2015/05/02
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