コージーブックス 消えたカマンベールの秘密―チーズ専門店〈３〉

エイムズ，エイヴリー【著】〈Ａａｍｅｓ，Ａｖｅｒｙ〉/赤尾 秀子【訳】

原書房（2013/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 447p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562060160
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

冬祭り目前、出店の準備でシャーロットは大忙しで、恋人ジョーダンとの関係もぎくしゃく。おまけに元婚約者が町に戻ってきて、と悩みの種はつきない。
さらに、事故で亡くなったシャーロットの両親をよく知るという女性が現われたけれど、
事故原因について気になる言葉を残したまま、なんと何者かに殺されてしまった！
事件現場からは、なぜかカマンベールが消えていて……!?

内容説明

冬祭り目前。出店の準備で大忙しのシャーロットは、せっかくうまくいっていた恋人ジョーダンとの関係もぎくしゃく。そんなときに、彼女のもと婚約者が数年ぶりに町に戻ってきたりして、悩みの種は増えるばかり。さらに、幼い頃に事故で亡くなったシャーロットの両親をよく知るという女性まであらわれた。ところが事故原因について気になる言葉を残したまま、何者かに殺されてしまった！遺体が発見されたのはチーズ専門店の大事な従業員レベッカの家。現場からは、レベッカが恋人と最高のディナーを楽しむために用意していた、極上のカマンベールがなぜか消えていて…！？チーズの解説＆美味しいレシピが満載のシリーズ第３弾！

著者等紹介

エイムズ，エイヴリー［エイムズ，エイヴリー］ ［Ａａｍｅｓ，Ａｖｅｒｙ］
カリフォルニア生まれ。スタンフォード大学卒業。ロサンゼルスで女優として活躍し、人気番組『ジェシカおばさんの事件簿』シリーズに出演。その後、執筆活動を始め、長編デビュー作となる『名探偵のキッシュをひとつ』で、２０１０年度アガサ賞処女長編賞に輝く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[飛鳥]

チーズ専門店第3弾。シャーロットの元婚約者の食えないシェフが町に戻り、ひと騒動起こしてます。数十年ぶりに町に戻って来た実業家の女性がシャーロットの亡き両親の事故について意味深な言葉を残し、何者かによって殺害される。現場はなんとレベッカの自宅。容疑者とされたのはレベッカの恋人ということで今回もシャーロットが危険を顧みずに勇猛果敢に犯人捜しです。今回は謎多き恋人のジョーダンの過去の垣間見えてきたり、ラストでは二人の関係が変わりそうな予感だったりと第４弾も期待です。

2017/11/20

[み]

さくさくと♪このシリーズはコージーらしいです。が、彼と上手く行っちゃうと気に入りません^^;次作に期待。

2018/02/11

[Naoko Takemoto]

主人公はまわりから｢救世主気取り｣｢大将｣と非難されていることを認識している。それを気にしないと意に介さず、己の道を突き進むさまは賞賛に値する(大袈裟_笑)途中までは、悩む従業員を思う気持ちで一生懸命なのは理解できたし、好感すら持っていたが、自分の行動と言動で隣人夫婦の仲を潰したときに、自分の非の部分を全く反省しないし、結構、仕事をサボっているし、なのに結局モテモテで困惑するカマトトちゃんにちょっとねと。周りの人間の主人公の人となり評価を入れてくるところに、微妙な乖離が稚拙かつ女性誌的な面白さがあった。

2018/02/05

[じゅり子]

うーん…。カマンベールはどこに出てくるんだ（笑）、最後の方で無理矢理みたいに出てきてなんだかなぁ。レベッカ、私なら解雇です（笑）。なんかしつこすぎてうんざり。登場人物が多過ぎて、しかも魅力的な人がこうもいないとは。しかもしかも最後の最後にアーソ署長ったら！次も読むかも（笑）。

2013/07/06

[pettyori1]

チーズ専門店シリーズ3作目。 多すぎる脇役の名前に混乱しつつ読み進めるのにもなんだか慣れてきてしまいました。 暴走気味のキャラクターも多く、主人公の得意技は不法侵入…。チーズは美味しそうだけど、こんな街は私は住みたくないなぁ笑 最後に気になる展開で終わった！悔しい！！次すぐ読みます！

2021/06/25