出版社内容情報
村に残る18世紀のワイナリー。
財宝が眠っていると噂される不気味な廃墟だったが、新たに大学に改装されることになった。
その資金集めのイベントにケータリングを頼まれたチーズ専門店のシャーロットは、
チーズフォンデュとワインを届けることに。
ところが、館の不吉な雰囲気が災いしてか、
次々とイベント参加者が諍いを起こし……ついには犠牲者まで！
遺体の近くには宝石がちらばっていて……!?
内容説明
財宝が眠ると噂される１９世紀のワイナリー。町に残るこの不気味な廃墟を大学に改装する計画が持ちあがり、資金集めのイベントがワイナリーで開催されることになった。チーズ専門店のシャーロットはケータリングを頼まれ、豪奢なダイニングに用意した店自慢のチーズフォンデュとワインは大好評。ところが館の不吉な雰囲気が災いしてか、次々とイベント参加者が諍いを起こし、余興の宝探しゲームが始まると、ついに殺人事件が！地下の貯蔵庫で、イベントに参加していた美術学生の遺体が見つかったのだ。死体のそばにちらばっていた宝石は噂の財宝？それとも…。
著者等紹介
エイムズ，エイヴリー［エイムズ，エイヴリー］［Ａａｍｅｓ，Ａｖｅｒｙ］
カリフォルニア生まれ。スタンフォード大学卒業。ロサンゼルスで女優として活躍し、人気番組『ジェシカおばさんの事件簿』シリーズに出演。その後、執筆活動を始め、長編デビュー作となる『名探偵のキッシュをひとつ』で、２０１０年度アガサ賞処女長編賞に輝く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
24
ヒロインかなりガッツがあるタイプ。甘ったるい性格では事業主として成功できないだろうし、複雑な家族関係を維持できないか。チーズってあまり食べてこなかったんだけど、この本の中のチーズは凄く美味しそう。2016/05/25
飛鳥
23
チーズ屋さんシリーズ第２弾。親友のメレディスの尽力により廃屋になった屋敷を大学にするためのお披露目会が催され、美術学生のグループの一人の男性が殺されているのを発見したシャーロット。恋人だったメレディスの姪のクインが容疑者として逮捕され心を痛めるます。幼い頃からよく知るクインのために犯人捜しを始めるシャーロット。猪突猛進で危険を顧みずに突っ走るシャーロットの謎解きにハラハラし通しです。ジョーダンや彼の妹のミステリアスな過去など続編も楽しみ。チーズの説明や巻末のレシピも面白かったです。2017/11/01
み
22
さくさくと♪2作目は楽しめました(^^)元妻さんが、これからのアクセントかしら？シャーロットさんは、コージーの主人公とはいえ無鉄砲だわ、ちと心配になります。2018/01/17
Naoko Takemoto
10
1巻目を読んでから時間が経過していたのであらすじをほぼ忘却(読んだことだけは覚えていた)。だが問題なくついていけた。このシリーズに特筆すべきことは、チーズのうんちくは多いが嫌味もないので、読んでいると時間お構いなしにチーズとワインを口にしたくなって困ることだ。中盤までは、なかなかのネタ回しだなと思ったが、最後の20ページぐらいから、お決まりコージーに陥っていたのが残念だった。不法侵入は好奇心旺盛なヒロインの特権かね。このシリーズは続作を図書館でガッツリ借りている。読めば読むだけチーズ食べて太りそう(汗2018/01/31
星落秋風五丈原
8
チーズ＆ワイン専門店の女性オーナーが主人公のコ―ジ―ミステリシリーズ第二弾。こういったヒロインの常として彼女もバツイチ。恋の相手にはまだまだ謎がありそう。彼女の行動力は買うけれどちょっと暴走気味。2014/09/02
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