出版社内容情報
超ロングセラーが待望の普及版に! 陰陽道、修験道、密教、神道・古神道などさまざまな流れから日本の呪術の全体像――秘められた闇の力の系譜に鋭く迫る無二の一冊。稀少図版280点あまりを収録。
内容説明
『呪術廻戦』をより深く理解するために!陰陽道、修験道、密教、神道・古神道など、さまざまな流れから日本の呪術の全体像―秘められた闇の力の系譜に鋭く迫る無二の一冊。稀少図版280点あまりを収録。
目次
第1章 密教系の呪術
第2章 修験道系の呪術
第3章 陰陽道系の呪術
第4章 日蓮宗系の呪術
第5章 神道・古神道系の呪術
第6章 浄土宗系の呪術
第7章 禅宗系の呪術
第8章 教派神道系の呪術
著者等紹介
豊嶋泰國[トヨシマヤスクニ]
1959年北海道函館市生まれ。宗教学、民俗学などを学ぶ。新聞社、出版社勤務を経て、現在宗教文化研究に専心(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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眉毛ごもら
4
リアル厨二病拗らしてた時にほしかった本が普及版になってたので購入。呪術廻戦便乗帯付けてるが呪術廻戦より前にあったので…。呪術廻戦に絡むのなら十種の神宝の関係の祓えの方法が書いてあったりすることか。基本的な仏教神道陰陽道から新興宗教まで載っているので面白い。大体の呪術は実践するにはかなりの努力と根性がいるということがわかったので実践は難しい感じなのでリア厨の時に読んでも良かったかなと。値段は優しくないが。図版もあるし九字の切り方や呪符の書き方もあるし実践できないけど心の栄養になる素材がいっぱいって本であった2022/02/08
チベスナ呑兵衛
0
人が、神仏に、自然に、自分に、全ての存在に対してどう相対したのか? そのひとつのかたちがここにあるのではないか? 神仏、術者、大衆…呪術をそれたらしめるのはきっとそこに共通のバックボーンがあるはず。 その向こうに 人のこころ というものが透かしみえるかもしれない。 呪術 といってもそれは祈りの心の発露であろう。 学術(及び文藝、創作)資料として素晴らしい一冊ではないか。2023/08/29