出版社内容情報
ひまわりとその仲間(キク科植物)はどのように世界中に広まり、観賞用、食用、薬用の植物として愛され、またゴッホをはじめ多くの芸術家を魅了してきたのか。人間とひまわりの六千年以上の歴史を探訪する。カラー図版約百点。
内容説明
ひまわりとその仲間(キク科植物)はどのように世界中に広まり、観賞用、食用、薬用の植物として愛され、またゴッホをはじめ多くの芸術家を魅了してきたのか。人間とひまわりの六千年以上の歴史を探訪する。カラー図版約100点。
目次
第1章 驚くべき植物
第2章 キク科植物のいろいろ
第3章 環境への適応
第4章 薬用植物としての一面
第5章 食用植物としての一面
第6章 さまざまな利用法
第7章 政治・経済・社会との関わり
第8章 文化・芸術・自然科学との関わり
第9章 栽培の工夫
著者等紹介
ハリス,スティーヴン・A.[ハリス,スティーヴンA.] [Harris,Stephen A.]
オックスフォード大学植物科学学部准教授。植物標本室主事
伊藤はるみ[イトウハルミ]
1953年名古屋市生まれ。ノンフィクションを中心に英日翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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元気伊勢子
8
初感想。近年、好きになったひまわり。ひまわりは、菊の花の仲間である。菊の花の仲間たちは、実は生命力が旺盛で、適応能力があることを本書で知った。植物もただ受け身で生きているのかと思ったらそうではなく、他の生き物と同じように生き延びていくのに必死なのだと知り、ますます植物に興味が湧いてきた。2021/11/24
takakomama
6
ひまわりはキク科の植物だそうです。英名「サンフラワー」は、明るい太陽のようなひまわりに、ぴったりですね。薬用、食用にもなり、ひまわりのオイルはヘルシー。2022/08/18
読生
2
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/45620592302022/04/02
doctor bessy
1
ひまわりとキク科植物を、植物学をはじめ薬用や食用、政治、経済、文化などさまざまな観点から取り上げていて面白い。どちらかというとキク科全般の話が多い。道を歩くと、今まで気づかなかったキク科の植物の存在にどんどん気づくのが不思議だ。 多くの文献が参照されていて、大変な仕事である。2025/05/19
茅野
1
同シリーズ5冊目。他のこのシリーズのものと違い、出てくる人物に生没年の明記が無いのが気になった。 ひまわりというより、キク科植物全般を扱うので、内容はかなり想定と異なった印象。『菊の文化誌』とは何が異なるのか気になる。2023/08/10