ジャニ研！Ｔｗｅｎｔｙ Ｔｗｅｎｔｙ ジャニーズ研究部

大谷 能生/速水 健朗/矢野 利裕【著】

原書房（2020/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 365p／高さ 21cm
• 商品コード 9784562057757
• NDC分類 767.8
• Cコード C0095

出版社内容情報

SMAP解散、嵐活動休止宣言、ネット進出、そしてジャニー喜多川死去……激動の時代を迎えたジャニーズ事務所が生みだした偉業の歴史、文化、社会への影響を徹底考察！2012年の『ジャニ研！ジャニーズ文化論』大幅加筆増補版。

内容説明

ジャニーズ抜きでは語れない戦後日本文化。ＳＭＡＰ解散、嵐活動休止宣言、ネット進出、そしてジャニー喜多川死去…激動の時代を迎えたジャニーズ事務所が生みだした偉業の歴史、文化、社会への影響を徹底考察！

目次

第１章　ジャニーズとデビュー―そうさ、ＹＯＵたちＳｕｐｅｒ　Ｂｏｙ！
第２章　ジャニーズとコンサート―パラダイス銀河にはまだ早い
第３章　ジャニーズとディスコ―情熱☆極東でぃすこてぃっく
第４章　ジャニーズとタイアップ・ビジネス―ＫＡＮＳＨＡしてタイアップしようよ
第５章　ジャニーズとミュージカル―仮面舞踏会・マスト・ゴー・オン
第６章　ジャニーなき後の１３月を生きる―Ｗｅ　ｃａｎ　ｄｏ！Ｗｅ　ｃａｎ　ｇｏ！僕らの未来
平成・令和ジャニーズの主な出来事年表

著者等紹介

大谷能生［オオタニヨシオ］
１９７２年生まれ。音楽（サックス、エレクトロニクス、作編曲、トラックメイキング）／批評（ジャズ史、２０世紀音楽史、音楽理論など）。これまでに５０本以上の舞台作品の音楽を担当している

速水健朗［ハヤミズケンロウ］
１９７３年生まれ。編集者・ライター。専門分野は、都市論、メディア論等。『ＴＯＫＹＯ　ＳＬＯＷ　ＮＥＷＳ』（ＴＯＫＹＯ　ＦＭ）パーソナリティ

矢野利裕［ヤノトシヒロ］
１９８３年生まれ。批評家・ＤＪ。文芸・音楽を中心とした評論活動を行う。２０１４年「自分ならざる者を精一杯に生きる―町田康論」で第５７回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かめぴ]

やっぱりSMAPだよね…。とどのつまり…SMAPなんだなぁ。

2021/05/29

[seichan]

戦後芸能史ものとしてジャニーズ研究本を読み漁っている最近。昭和のドレスアップ文化から、平成のドレスダウン文化への変化をキャッチアップし、また「ワーカーとしてのアイドル」を歌ってみせたSMAPは、やはりアイドル史の分水嶺かもね。そして「調子悪いから休む！」という主張を事務所と交渉して通した嵐は、働き方改革というか、SMAP分裂の悲劇からの産物か。資格や特技を活用しようと複業化するJr.たちも、いまどきの仕事観と呼応してるし。 他にも、コンサート、タイアップ、ミュージカル等、多岐にわたる考察が充実した名著。

2020/11/01

[岸田解]

本書が刊行された6月下旬からの僅か三个月足らずの間にも、「年表」に書き加えるべき出来事が幾つも起こった。／賛否両論あるだろうが、楽曲の話などを読む時はつい「嵐以外もサブスク解禁してくれないかなぁ」と思った。SMAPとか、特に難しいんだろうけど……。

2020/09/09

[ray]

☆2　革新的なことに挑戦し続け、いかに王道、一つの文化となったか。しかし、内容が長い…。

2020/07/20