ヴィジュアル注釈版 ピーター・パン〈下〉

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ヴィジュアル注釈版 ピーター・パン〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562057740
  • NDC分類 933
  • Cコード C0098

出版社内容情報

不朽の名作『ピーター・パン』に児童文学研究の権威が詳細な注をほどこし、作品背景やバリーについて、関連作品などをわかりやすくまとめた決定版。さまざまな読みや象徴性、その現代性などにも言及。

内容説明

知られざるほんとうの姿!ピーター・パンが、バリーの死んだ兄の面影を宿していることや、バリーが親しかった少年たちとの遊びの中から生まれてきた存在であること、片方では牧神と子どもとアルカディアの世界の裏に、ディオニソス的な混沌と狂乱と死のイメージを秘めていることが明かされる。

著者等紹介

バリー,J.M.[バリー,J.M.] [Barrie,J.M.]
1860~1937年。スコットランド生まれ。『ピーター・パン』をはじめとする様々な小説や戯曲を執筆した。エディンバラ大学卒業。1919年にセント・アンドルース大学の学長、1930年にエディンバラ大学学長

タタール,マリア[タタール,マリア] [Tatar,Maria]
1945年ドイツ生まれ。プリンストン大学で博士号。ハーヴァード大学人文学部長。専門は児童文学、ドイツ文学、民俗学。児童文学、ファンタジーに関する著書多数。長年の研究とその成果に対して全米人文科学基金、グッゲンハイム財団、ラドクリフ高等研究所などから賞を授与されている

川端有子[カワバタアリコ]
児童文学研究者。日本女子大学家政学部児童学科教授。1985年神戸大学文学部英文科卒。ローハンプトン大学文学部で博士号取得

伊藤はるみ[イトウハルミ]
1953年、名古屋市生まれ。愛知県立大学外国語学部フランス学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

帽子を編みます

31
上巻から続きます。注釈の詳細さ、引用、参考、心理学的分析フロイトやユング、作者のメモ、体験など、丹念に調べ上げていることに圧倒されます。一部のみ現存する『~漂流記』が転載されています。少年とバリーとの楽しい悪ふざけ、夏の日の思い出、写真の中で永遠の子どもたち。ラッカムの挿絵集、カラーなら最高なのに…。シナリオ、映画、様々な人の意見、著名な作家たちのものが多いです。ピーター・パンの版権は小児病院に遺贈されます。ピーター・パンについての全てが入った本です。素晴らしかったです。2020/09/27

あたびー

23
#日本怪奇幻想読者クラブ【図】上下2巻。 誰もが知る「ピーター・パン」に詳細な注釈と、バリー及びルウェリン・デイヴィス兄弟の評伝、稀覯写真本(世界にただ一冊!)'The Boy Castaways'の一切、「ケンジントン公園のピーター・パン」のアーサー・ラッカム挿絵集、映画化(ディズニーにあらず)に際してのシナリオ等など何とも盛り沢山な内容。物語と'Castaway',「ケンジントン」以外は割と読み飛ばしてしまった。特に本文の注釈は微に入り細に渡っているので、少々食傷。2020/10/20

脇 草太郎

3
下巻にはバリーが書いた映画のシナリオも収録されている。これは映画には採用されなかった幻のシナリオだ。劇や小説では再現できなかったバリーのアイディアが詰まったもので、とくにラストシーンは小説よりも素晴らしいと思う。もしこれが実現していたら、と残念に思う。この本を読んで色々思うところがあるが書ききれないのが残念だ。上巻のレビューにも書いたが、純粋に物語を楽しみたいなら手に取る本ではない。もし元気で純粋なピーターパン少年の笑顔の裏に隠された秘密を知りたいのなら、覚悟して読んで欲しい。2020/09/27

takao

1
ふむ2021/01/13

たかふろ

0
「どちらにしてもわたしたちは見物することしかできないのですから。わたしたちがいなくて本当に困る人はひとりもいません。だったらわたしたちはよく見ていて、トゲのあることでも言っておきましょう。少しは誰かにささるかもしれません。」2024/08/03

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