未熟児を陳列した男―新生児医療の奇妙なはじまり

個数:
  • ポイントキャンペーン

未熟児を陳列した男―新生児医療の奇妙なはじまり

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年11月09日 15時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562057313
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

出版社内容情報

七千人もの未熟児の命を救った奇跡の箱――保育器を広めたのは、博覧会で未熟児たちを「陳列」した、自称「医師」の興行師だった。新生児医療の奇妙な始まりを描く、驚くべき歴史ノンフィクション! 貴重図版多数。

内容説明

20世紀初頭、ドクター・クーニーと名乗る興行師が、華麗なる口上を繰り広げ、万国博覧会やコニーアイランドで大成功を収めた。男が売り物にしたのは体重わずか2ポンドの「未熟児の展示」。しかし真の目的は、赤ん坊たちを救い、当時はまだ珍しかった保育器を全米の病院に広めることだった―。ナチスにも影響を与えたアメリカの優生思想。健康な赤ん坊が賛美される一方で、未熟児たちは医師たちに見捨てられた。そんななか、七千人もの未熟児を救った興行師はその功績を称えられることもなく、ひっそりと歴史の闇に消えていった。本書では貴重な証言をたどり、謎に満ちた男の軌跡と、新生児医療の黎明を明かす。

目次

プロローグ 息吹
第1部 発明の父たち(赤ちゃん好きは万国共通;死んでいないのに死亡広告;ショーマン誕生 ほか)
第2部 適者生存(科学と産業の大行進;著名なるマーティン・アーサー・クーニー(COUN´EY)医師の登場
ゼリーを壁に打ちつけるが如し:クーニー愛好家の後継者 ほか)
第3部 黒いコウノトリ(空白地帯;魔法にかけられた人生;ジュリアス・ヘスの大活躍 ほか)

著者等紹介

ラッフェル,ドーン[ラッフェル,ドーン] [Raffel,Dawn]
ジャーナリスト、伝記作家、短編作家。長年、雑誌編集者を務め、『オプラ・マガジン』の創刊に携わった。コロンビア大学のMFAプログラムで創作を教え、サンクトペテルブルクやモントリオール、リトアニア、ニューヨークなど、世界各地で文学セミナーを受け持っている。現在はフリーの編集者、書評家としても活躍

林啓恵[ハヤシヒロエ]
国際基督教大学教養学部社会科学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品