出版社内容情報
邪悪な闇の存在でありながら愛と死を投影されてきたヴァンパイア。世界各地の伝説や伝承に基づく起源とともに、見た目のイメージを作った映画、ヴァンパイアが起こしたとされる実際の犯罪、近年のロマンス小説までをも網羅。
内容説明
邪悪な闇の存在でありながら、愛と死を投影されてきたヴァンパイア。その起源から世界各地に残る伝承や物語をイラストとともにわかりやすく紹介。ヴラド公やエリザベート・バートリから小説、映画、ゲームまでを網羅した必携版!
目次
1 ヴァンパイアの歴史(ヴァンパイアの起源;ヴァンパイアの属性、行動、環境)
2 世界のヴァンパイア(ギリシアとスラヴのヴァンパイア;ルーマニアとドイツのヴァンパイア;イギリスのヴァンパイア;極東とインドのヴァンパイア;南北アメリカ大陸のヴァンパイア)
3 ポップカルチャーのなかのヴァンパイア(文学のなかのヴァンパイア;映画のなかのヴァンパイア;テレビの中のヴァンパイア;ゲームのなかのヴァンパイア;歴史のなかのヴァンパイア;ヴァンパイアの犯罪)
4 私たちのなかにいるヴァンパイア(現代のヴァンパイア;恐れ知らずのヴァンパイア・ハンター)
著者等紹介
シャーマン,オーブリー[シャーマン,オーブリー] [Sherman,Aubrey]
ライター。夫とともにニューイングランド在住
元村まゆ[モトムラマユ]
同志社大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tosca
28
吸血鬼好きにはそそられる本の佇まいだったので読んでみたが、ほぼ斜め読みになってしまった。著者の採り上げるヴァンパイア小説や映画は偏っているし、語っている事もなんだか薄っぺらいと感じながら読んでいたら、中国のヴァンパイアがキョンシーで、日本のヴァンパイアが河童というあたりから著しく読む気が減退した。装丁だけ妙にゴスな感じだけど、何だよ、この本。2023/11/27
くさてる
14
いわゆる「吸血鬼」に関する、神話や創作作品、設定や特徴などを網羅した内容。最近の映画やティーンノベル、TVシリーズまで押さえてはいるものの、なんだか全体的にあっさりめで薄い印象でいまひとつ。小説作品に邦訳があるかどうかくらいの訳注は欲しかったです。2020/05/30
本とフルート
3
人々に恐れられ、そしてなお多くの人を惹きつけてきたヴァンパイア。その正体と魅力に迫る。「ポーの一族」や「屍鬼」そして、「吸血鬼ドラキュラ」などを読んで、吸血鬼という存在そのものに興味が出てきたので手に取った。私もまた、その蠱惑に魅入られたものの一人だ。2021/02/04
むらさめ
2
著者の方の知識の偏りがわりと気になる…アジア圏は苦手かしら?わかる範囲のところはがんばったのかなーと思いました2023/12/19
TrTr
2
とりあえず取っ掛かりを見つけるためのパスファインダー的な感触。参考文献リストが無かったのが残念。2020/10/08
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