出版社内容情報
アレクサンドロス大王vsダレイオス1世からルイ14世vsヴィレム3世まで、世界史の重要なターニングポイントを形成した偉大な人物たちに焦点をあてて、専門分野の執筆者によってそれぞれの時代の迫真のドラマを浮き彫りにする好著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
65
アレクサンドロス大王とダレイオス3世、スキピオとハンニバル、オクタウィアヌスとアントニウス、クレオパトラなど歴史上のライバル達の対立を決闘に見立てて描く。よく知っているエピソードにくすりと笑ったり、意外性のあるストーリーに唖然としたり興味深く読みました。下巻も楽しみです。2023/01/11
スプリント
7
歴史のターニングポイントをライバル関係に着目して取り上げた本です。有名な人物ばかりなので人物紹介とともに歴史の学習にも利用できます。2019/06/22
遊未
6
いわゆるライバルであった人たちから、歴史上同じ時代に生まれ合わせてしまった人たちまで。 有名な人物ばかりですが、誰もが諦めない!ということでは共通であったと思います。日本ではボードゥアン四世が一番知名度低いかも…そして、この一冊の中で圧倒的にお気の毒です。映画「KONGDOM of HEAVEN」に描かれています。2019/07/22
エビケン
1
世界史で習ったイメージが覆るライバルそれぞれの人物像や戦いの推移、扱うライバルも君主同士の戦いだけでなく、教皇と君主や、信条としての戦いといった異色なものもある1冊。個人的にはボードゥアン4世VSサラディンのところは、ボードゥアンの重病に苦しみながらも、のちにアラブの英雄としてたたえられるサラディンと戦い続けたことには驚きました。2022/06/21
numainu
1
評価C2019/04/14