世界の核被災地で起きたこと

個数:

世界の核被災地で起きたこと

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月23日 19時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562056392
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

人類は核の被害をいかに被ってきたか。ベテランジャーナリストが、福島はもちろん世界各地の事故・被曝現場、放射性廃棄物を抱える地域を取材。原爆以降の人類の核被災の歴史を一望し、いま世界が直面する問題をリアルに説く。

内容説明

反対か、賛成か。推進か、廃絶か。まずは世界中の「現場」に行ってみた―。人類は核の被害をいかに被ってきたか。著名環境ジャーナリストが、福島はもちろん世界各地の事故・被ばく現場、放射性廃棄物を抱える地域を取材。原爆以降の人類の核被災の歴史を一望し、いま世界で何が問われているのかを明らかにする。

目次

第1部 世界を破壊するもの(広島―心に残る傷;臨界質量の発見―米英ソの核開発 ほか)
第2部 冷戦とプルトニウム(マヤーク核施設―ウラルの核惨事;メトリーノ村―湯沸かし器まで汚染された村 ほか)
第3部 原子力の平和利用(スリーマイル島―いかにして原発を稼働させないか;チェルノブイリ―「美しき」惨劇 ほか)
第4部 除染(サイズウェル―核の洗濯屋;セラフィールド―ストーンサークルと核の遺産 ほか)

著者等紹介

ピアス,フレッド[ピアス,フレッド] [Pearce,Fred]
ロンドンを拠点に活動するジャーナリスト。20年以上にわたり85か国を取材。環境や科学、開発問題について精力的に執筆。英科学誌『ニュー・サイエンティスト』環境コンサルタント。CGIAR(国際農業研究協議グループ)農業研究ジャーナリスト・オブ・ザ・イヤー(2002年)、英国環境ジャーナリスト賞(2001年)、英国科学作家協会・生涯功労賞(2011年)受賞。著書の邦訳も多数出版されている

多賀谷正子[タガヤマサコ]
上智大学文学部英文学科卒業後、銀行勤務などを経てフリーの英語翻訳者に

黒河星子[クロカワセイコ]
滋賀県立大学人間文化学部卒。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、京都造形芸術大学非常勤講師を務めるかたわら英語・韓国語の翻訳を手がける

芝瑞紀[シバミズキ]
青山学院大学総合文化政策学部卒。英語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

58
英国の原子力施設事故等で実績のあるジャーナリストが広島長崎に始まるこれまでの重要な世界(但し一国除く。後述)の核被災地を訪れ、現状と事象が起こった原因・背景をレポートする。公開情報から世界の科学者が判断した被害状況と将来予測をまず尊重する姿勢に安定感がある。第三部ではチェルノブイリ、福島の原発被災が比較されるが、後者の放射性物質放出量は前者の1/10、深刻な汚染地域の面積は1/50に過ぎず直接的な人体への被害例はほぼ0であった。また年間100ミリシーベルトより低い等価線量であれば、がんのリスクが高まる(続2019/06/23

DEE

12
著者が訪れる世界中の核の被災地。 今までこれほどの核による災害が起きていたのかと驚かされる。 その歴史は隠蔽と不信の歴史でもある。都合の悪い核廃棄物をコンクリート詰めにしても、関係者に箝口令を敷いても、あったことをなかったことにはできない。 なんだかんだ言っても、今さら原子力の恩恵から離れられないないし、もうなんともならない気がする。2019/11/16

HaruNuevo

2
世界各地に散らばる放射線、放射性物質による災害被災地を訪問し、統計、科学者の説明、そして筆者が見聞きしたことをまとめた渾身のルポ。 福島の章だけはなんか歯切れが悪いな、という印象があったが、軍事用核取扱時などで知らない事故が多くあった。これは読んでおくべき。 各事案で共通して言えるのは、責任組織と官僚の隠蔽体質。 最後の章で取り上げていた放射性廃棄物問題については、考えることが多かった。2019/06/02

takao

1
ふむ 2019/10/21

akanishi

0
1章広島から終章長崎まで、被災地ひとつひとつでの話が重くのしかかる。最も心に残るのは、8章メトリーノ村、"規定を破っていることを認めないもっともよい方法は、測定をしないことだ。測定しなければ対処すべきものは存在しない"2020/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13526047
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。