出版社内容情報
ヴィクトリア朝ロンドンの社会と世相を中心に、関連する19世紀欧米の社会現象まで多岐にわたり細部まで探求する。ヴィクトリア朝ロンドンの社会と世相を中心に、関連する19世紀欧米の社会現象まで多岐にわたり細部まで探求する。貧困、犯罪、戦争、事件、疫病、飢饉、搾取、見世物小屋、アヘン窟、売春、児童労働ほか帝国絶頂期の闇に迫る。
ジョン・D・ライト[ジョンディーライト]
著・文・その他
角 敦子[スミアツコ]
翻訳
内容説明
帝国絶頂期の社会と文化の諸相を180点以上の図版とともに解説。路地、貧民、見世物、事件、疫病、風俗、怪奇の世界…
目次
第1章 都市
第2章 心と体
第3章 人々
第4章 犯罪と刑罰
第5章 帝国
第6章 アメリカ
第7章 怪奇の世界
第8章 科学とテクノロジー
著者等紹介
ライト,ジョン・D.[ライト,ジョンD.] [Wright,John D.]
アメリカの作家・編集者。イギリスに在住し、ロンドンを拠点にタイム誌とピープル誌で政治・犯罪関連の記事を執筆している。テキサス大学でコミュニケーション学の博士号を取得、大学でライティングの講座をもっている
角敦子[スミアツコ]
1959年、福島県会津若松市に生まれる。津田塾大学英文科卒。銃から歴史、恋愛まで様々なジャンルのノンフィクションの翻訳に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blue_elephant
6
いろいろな事をまとめただけの本で、真新しく知ることもなく、好事家ならご存知な事柄多く、それなりでした。2019/06/22
Atsumi_SAKURADA
2
ゲーム『アサシン クリード シンジケート』の副読本…じゃなくて、ヴィクトリア朝時代の大英帝国、連邦諸国、そして米国について、豊富な図説とともに8つの切り口で紹介した本です。文学、学術、発明、そして産業(あと本書では扱わないけど思想も)といった古き良き栄華と、貧困、搾取、犯罪、そして戦争という足元の濃く深い影の記録が、時代の立体感を引き立てます。されど人は変わらず、今日もここにあり。エリザベス2世時代、そして次なる治世の図説はどうなるのか、思いを致してしまいますね。2021/01/05
あ
1
「ヴィクトリア」と銘うたれているわりには、英国の出番は半分くらいしかない。残りはアメリカ。英国の本というより、世界が船によってつながった時代の歴史書、という構造でした2025/05/14
むらさめ
1
スチームパンク趣味の理解を深めるために読みました。英国だけでなく同時代のアメリカや他のヨーロッパ諸国の事情にも少し触れていて、世界史のこのあたりを幅広く復習したい諸氏にはなかなかよろしいかのでは思いました。2022/06/10
をとめ
0
書店2019/02/07
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