誰も農業を知らない―プロ農家だからわかる日本農業の未来

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誰も農業を知らない―プロ農家だからわかる日本農業の未来

  • 有坪 民雄【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 原書房(2018/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784562056132
  • NDC分類 611
  • Cコード C0095

出版社内容情報

農家減少の現実、「ビジネス感覚」農業の盲点、農薬反対論の愚、専業農家の視点から見た、現実に即した日本農業の現状と突破口。大規模農業論、6次産業化…机上の改革案が日本農業をつぶす。農家減少・高齢化の衝撃、「ビジネス感覚」農業の盲点、農薬敵視の愚、遺伝子組み換え作物の是非、移民…プロ農家のリアルすぎる目で見た日本農業の現状と突破口。

◎第1章 第二次農業機械革命の時代
IoTは革命になりうる
もうひとつの革命――遺伝子組み換え・ゲノム編集
農業のイノベーションの歴史
いま、農薬は安全である
農業IoTは地域振興と矛盾する

◎第2章 無力な農業論が目を曇らせる
無知な人ほど言いたがる「農業にビジネス感覚を」
「農業にはマーケティングが欠けている」のか?
大規模農業のアキレス腱
夜逃げする無農薬農家
六次産業化は絵に描いた餅の典型
ハイテク農業の大失敗を直視せよ
日本農業の問題点は戦前から指摘されてきた
なぜ農家は儲からないのにやめないのか
現実の議論をしよう――コメ輸入をシミュレーションする

◎第3章 農家も知らない農業の現実
誰も農業を知らない
農業知らずの農業語り
実は農家が変化するスピードは速い
農林水産省は本当に無能か
ピントがずれている農協改革案
農協解体は得か損か

◎第4章 農業敵視の構造を知る
「農家は甘えている」
農業が儲かっていた時代
「明るい農村」の時代
農家出身のサラリーマンがいなくなる意味
邪悪なクレーマー
明るい材料

◎第5章 新しい血――新規就農・企業参入・移民
脱サラ就農はラーメン店をやるより何倍も有利
誰をバスに乗せるのか――新規就農者に望むこと
農薬を否定する人は農業の適性がない
企業が農業参入で成功するためには
農業は外国からの移民を認めるべきか

◎第6章 21世紀の農業プラン
遺伝子組み換え作物の栽培を実現せよ
兼業農家を育てよ
中央官庁移転は農業道県に
海外市場は開拓可能
辺境過疎地は選別せざるをえない
農協の経済部門を半アマゾン化せよ
地元から優秀な農業起業家を育てよ
「農業経済学・経営学」を農学部から追い出せ
食育を推進し、学校給食予算を増額せよ
農家よ、戦え!

有坪 民雄[アリツボタミオ]
著・文・その他

内容説明

大規模農業論、6次産業化…机上の改革案が日本農業をつぶす。農家減少・高齢化の衝撃、「ビジネス感覚」農業の盲点、農薬敵視の愚、遺伝子組み換え作物の是非、移民…専業農家のリアルすぎる目から見た日本農業の現状と突破口。

目次

第1章 第二次農業機械革命の時代
第2章 無力な農業論が目を曇らせる
第3章 農家も知らない農業の現実
第4章 農業敵視の構造を知る
第5章 親しい血―新規就農・企業参入・移民
第6章 二一世紀の農業プラン

著者等紹介

有坪民雄[アリツボタミオ]
1964年兵庫県生まれ。香川大学経済学部経営学科卒業後、船井総合研究所に勤務。94年に退職後、専業農家に転じ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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Meme

14
安愚楽牧場やスギ花粉米の話は知らなかったので勉強になりました。農業に関しては、何にせよ白黒明瞭にしたがる姿勢が強いように感じていますが、その実殆どがもっと網の目で捉え、ケースバイケースでしょ。となるのだと思います。だからこそ、誰も農業を知らないというタイトルに深みを感じています。2023/08/11

かりんとー

12
(図書館)今まで読んできた農業関連の本のまとめみたいな感じ。遺伝子組み換えが悪という考えから解放された。2020/06/16

きたぴー

11
農業は政治。「将来の地球規模での人口増による食糧供給の不安定化にも耐えられるよう、農業生産能力を極力維持する」これに尽きると思う。エネルギー効率の劇的な向上と土に頼らない食糧生産技術の進化により未来の食糧事情は好転するとの意見もあるが、今の段階でそちらに舵をきる事は出来ないだろう。荒廃農地の復旧は容易ではない。農林水産省は優秀との意見にホッとしたような拍子抜けしたような。食育と地域農業保護のため学校給食へ更なる助成に賛成。コリンズの適切な人材、シェアの法則が興味深い。農業に縁遠い皆さんに読んで貰いたい。2019/06/28

ソウ

8
自宅マンションの狭いベランダで野菜をセコセコと作ってちょっと経つのですが、やればやるほど疑問が増えて、ああでもないこうでもないと色々試して失敗したり上手く行ったり、趣味としては何とも面白いものなんですよー、ホンマ。ただ、業として農を行うとなると本当に大変!いちばん重要なのは「供給を絶やさないこと」。農薬・遺伝子組み換え作物・農政・新規就農・未来への提言等。賛同できることできないこと、「へー、そうだったんだー」ってこと、色々書かれてます。筆者の言う「誰も知らない」の意味がよく理解できました。勉強します。2019/01/18

ココアにんにく

7
「遺伝子組み換え」と「無農薬」について興味があり読みました。遺伝子組み換えが科学的に安全といろんな人から聞きます(『知ってるつもり、無知の科学』を読んで興味を持った)。本書を読んで不安が減った。漠然と無農薬がいいと思っていた。セロリの話は衝撃的。自らを守るための天然毒が多くならない為にも必要だった。アイガモの話も衝撃的。農薬学や毒性学などの資料も読んでみよう。農業論や農協など初耳の話が多い。IoTでのイチゴの話が面白い。労働集約型のイメージだったので驚きです。2020/02/29

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