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出版社内容情報
遺物を保管するロシア側の冷たい壁に阻まれながら、仏米二人のジャーナリストが真相に迫る。未公開写真多数。ヒトラーはどのように死んだのか――。遺物を保管するロシア側の冷たい壁に阻まれながら、仏米二人のジャーナリストが真相に迫る。機密扱いだったKGBアーカイブ資料や科学調査から明らかになった事実とは。未公開写真多数。
ジャン=クリストフ・ブリザール[ジャンクリストフブリザール]
著・文・その他/監修
ラナ・パルシナ[ラナパルシナ]
著・文・その他
大塚 宏子[オオツカヒロコ]
翻訳
内容説明
死の直前の弱り切った総統、従者や側近、ナチス高官たちの動き―。ベルリンの総統最期の数十日間と現在のモスクワ/パリを行き来する構成で、二人のジャーナリストがロシアの情報機関や公文書館でヒトラーの遺物や資料の閲覧の許可を得るための交渉を重ねながら、ソ連情報機関同士の抗争やスターリンの思惑、第三帝国官邸地下壕の様子を描く。現在のロシア当局の職員たちとの交渉は「西側」から見ると、ほとんど喜劇のようでもある。戦後、ヒトラー側近に対して行われた壮絶な取調や、トップシークレットとして隠蔽された総統とエヴァの遺体、パリでの法医学的分析など、科学調査が真相に迫る本書のクライマックスである。
目次
第4部 調査3(二〇一七年三月、モスクワ;一九四五年五月、モスクワ;二〇一七年三月、モスクワ、ロシア国立軍事公文書館)
第5部 結論?(二〇一七年七月、モスクワ;一九四六年五月三〇日、ベルリン;二〇一七年夏;二〇一七年九月、パリ)
著者等紹介
ブリザール,ジャン=クリストフ[ブリザール,ジャンクリストフ] [Brisard,Jean‐Christophe]
報道記者。二十年来地政学を専門としている。約十年間、ナショナル・ジオグラフィックに勤務。2008年から、フランスのテレビ番組で主に独裁政治(中国、北朝鮮、トルクメニスタン、リビア等)についてのルポルタージュやドキュメンタリーを手掛けている
パルシナ,ラナ[パルシナ,ラナ] [Parshina,Lana]
モスクワ生まれ。アメリカへ移住。複数の学位を取得し、アメリカ議会図書館勤務後、フリーのジャーナリストに。広報コンサルタント、危機マネジメントに携わり、ヨシフ・スターリンの娘、スヴェトラーナに関するドキュンメント映画を製作している
大塚宏子[オオツカヒロコ]
学習院大学文学部フランス文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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