出版社内容情報
グローバル化途上にある現代のアフリカの姿を、人口、気候、環境、産業、紛争、対外関係、犯罪など、さまざまな視点からとらえたもの。各章のテーマの下に各項目を見開き2ページで簡潔に記したスタイルで、34項目がとりあげられている。図版も豊富でわかりやすい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
22
公衆衛生や水アクセス、教育、収入、保護区等様々なデータと地図でアフリカをまとめたハンドブック。ただデータがそもそも取れてない国が多いのが現状の模様。死因が流行り病から糖尿病等の疾患に移りつつあるが、ハンセン病や住血虫病等の風土病は貧困層に今も直撃している。アフリカの対外貿易、中国と欧州がほとんどで実はアメリカ低いのが意外だった。ちうごくへの対外貿易成長率年間27パーすさまじい。ロシアが高いような気がしてたんだけど、記載なし。 2023/07/29
Yutaka Hada
3
これは掘り出し本。原書房の「地図で見る○○」シリーズ。アフリカ以外にも、中国、インドなどシリーズで発行されてるようです。特に真新しい視点や事実が書いてある訳ではないのですが、グローバル化途上にある現代のアフリカの姿が、人口、気候、環境、産業、紛争、対外関係、犯罪など、さまざまな視点から紹介されてます。そして、何と言っても使われている図表現の巧さ。本書は個人的に、仕事に役立つ良書でした。2019/06/17
g_eiru
2
アフリカのカオスさに興味があって、その影響で読んだ。 色々と情報量の多い本 こういう本は見知らぬ地域での生活が想像出来て楽しいので良い2019/04/29
モロダシ・ボン
1
モロッコでは大麻が、西アフリカではメタンフェタミンが大量に違法生産されているということが勉強できてよかった2019/08/03
takejin
1
いろいろ知りたくて読んだけど、扱う話題が多すぎて、それぞれの情報が薄いかな。公衆衛生と森林破壊の情報を得ようとしたんだけど、表面的だった。 アフリカの全体像をなんとなくつかむにはいいかも。2019/04/29