子ども観のグローバル・ヒストリー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562054930
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0095

出版社内容情報

近代初期、ルネサンス、中世初期にまでさかのぼるグローバル・ヒストリーのなかで扱い21世紀の子どもと教育のより善いあり方を展望本書は、世界史の各段階での子ども理解、社会と文化のなかの子どもらしさの価値認識、さらに近代初期、ルネサンス、中世初期にまでさかのぼるグローバル・ヒストリーのなかで扱い21世紀の子どもと教育のより善いあり方を展望する。

村知 稔三[ムラチ トシミ]
編集

佐藤 哲也[サトウ テツヤ]
編集

鈴木 明日見[スズキ アスミ]
編集

伊藤 敬佑[イトウ ケイスケ]
編集

内容説明

『世界子ども学大事典』ガイドブックシリーズ第1弾。収められた各論文は世界史の各段階での子ども理解、社会と文化のなかの子どもらしさの価値認識、さらに、その起源を近代初期、ルネサンス、中世初期にまでさかのぼるグローバル・ヒストリーのなかで扱っている。最新の研究情報と斬新な視点は多岐にわたり、扱った地域は少なくとも7か国にのぼる。

目次

子ども観のグローバル・ヒストリーの研究動向
第1部 歴史のなかの子ども(中世初期イタリア半島の子どもと法;初期アメリカの子ども性悪説;反奴隷制運動期の奴隷の子どもたちと母親;近代日本の児童福祉と子どもの権利;復元社会調査資料からみた戦後日本社会の子ども観)
第2部 文化のなかの子ども(イタリア・ルネサンス文化の家庭教育;フランス児童文学における「子ども登場人物」の誕生;絵本に魅せられた戦間期フランスの人々;一九世紀イギリスの「小さな聴衆」の誕生)
第3部 現代社会と子ども(アメリカはなぜ子どもの権利条約を批准しないのか;マララ・スピーチからみえてくること;ロシアの体制転換と子どもの権利;育児書にみる子育て文化の日仏比較研究;現代中国の都市空間と子どもの問題)

著者等紹介

村知稔三[ムラチトシミ]
1954年生まれ。青山学院女子短期大学教授(保育学・子ども学)

佐藤哲也[サトウテツヤ]
1964年生まれ。宮城教育大学教授(幼児教育学・アメリカ教育史)

鈴木明日見[スズキアスミ]
1983年生まれ。駒澤大学非常勤講師(西洋中世史・法制史・家族史)

伊藤敬佑[イトウケイスケ]
1985年生まれ。白百合女子大学非常勤講師(フランス児童文学・思春期文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。