出版社内容情報
ヴェネツィア、リスボン、アムステルダムの三都を舞台に、スパイスにまつわる社会文化、政治性を都市の興亡を通して描く!スパイスの貿易で発展したヴェネツィア、リスボン、アムステルダムの三都を舞台に、実際に現地を訪れて現地の料理と史跡を調査し、スパイスにまつわる社会文化、政治性を都市の興亡を通して描く歴史ノンフィクション。
マイケル・クロンドル[マイケルクロンドル]
著・文・その他
木村高子[キムラタカコ]
翻訳
田畑あや子[タバタアヤコ]
翻訳
稲垣みどり[イナガキミドリ]
翻訳
内容説明
十字軍が持ち帰った異国の財宝によって富んだ三つの都市は、宗教をめぐる戦いや改革、料理の流行の推移とともに、また姿を変えていく。現地に取材し、資料を渉猟してたどる、香辛料が変えた人類の歴史。
目次
味覚との最初の邂逅―セント・オールバンズにて(スルタンと乱痴気騒ぎ;香辛料の需要 ほか)
第1部 ヴェネツィア(イ・アンティキ;ドージェと漁師 ほか)
第2部 リスボン(キャラベル船;都市の興隆 ほか)
第3部 アムステルダム(スイーツとスパイスと聖人;黄金時代の食事 ほか)
ボルチモアとカリカット(スパイス部屋;武器と機能性食品)
著者等紹介
クロンドル,マイケル[クロンドル,マイケル] [Krondl,Michael]
1960年、プラハ生まれ。料理史家、料理教師、フードライター。ニューヨーク在住。世界の食文化を研究し、料理雑誌や書籍、辞典に多数寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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