出版社内容情報
■■■■■■全米各紙誌絶賛!■■■■■■
これほど「殺人」を実感できる人たちと
『マクベス』を一緒に読んだことはなかった
男性ばかりの刑務所で、女性教授がはじめた読書クラブ。
壮絶な人生を歩んできた囚人たちは、古典文学を読んで何を思うのか。
彼らはやがて、思いがけない視点から物語の核心へと近づいていく。
読書の常識を覆す驚嘆のノンフィクション
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読書クラブの囚人メンバーが読んだ全10作品
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『闇の奥』ジョゼフ・コンラッド著
『書記バートルビー―ウォール街の物語』ハーマン・メルヴィル著
『くそったれ! 少年時代』チャールズ・ブコウスキー著
『ジャンキー』ウィリアム・バロウズ著
『オン・ザ・ヤード』マルコム・ブラリー著
『マクベス』ウィリアム・シェイクスピア著
『ジキル博士とハイド氏』ロバート・ルイス・スティーヴンソン著
『黒猫』エドガー・アラン・ポー著
『変身』フランツ・カフカ著
『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ著
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スーパーボウルの試合中継があれば課題書を読み忘れる。
主人公の名前すら発音できない。
「文学は囚人たちにとって何の役にも立たないのだろうか」
死刑囚や終身刑囚たちを収容する重警備刑務所で、読書クラブを運営することになった女性教授は葛藤する。しかし、教授と囚人たちは回り道をしながらも、いつしか文学者も思いがけなかった視点から物語の核心へと近づいていく。孤独、虐待、裏切り、突然の死刑宣告――壮絶な人生経験から読み解く答えとは。そして変化は、囚人だけでなく教授自身の心にも現われ――。
アメリカ、ジュサップ刑務所で開かれた読書クラブの二年半にわたる記録。
目次
第1章 闇の奥
第2章 書記バートルビー―ウォール街の物語
第3章 くそったれ!少年時代
第4章 ジャンキー
第5章 オン・ザ・ヤード
第6章 マクベス
第7章 ジキル博士とハイド氏
第8章 黒猫
第9章 変身
第10章 ロリータ
著者等紹介
ブロットマン,ミキータ[ブロットマン,ミキータ] [Brottman,Mikita]
オックスフォード大学卒の文学研究者、作家、精神分析学者。ボルティモアにあるメリーランド・インスティテュート・カレッジ・オブ・アートの人文学科教授。メリーランド州ボルティモア在住
川添節子[カワゾエセツコ]
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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