ナチの子どもたち―第三帝国指導者の父のもとに生まれて

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ナチの子どもたち―第三帝国指導者の父のもとに生まれて

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562054329
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ヒムラー、ゲーリング、ヘスといったナチ高官たちは何を行い、戦後、自らの罪にどう向き合ったのか。彼らの子どもたちは父の姿をどのように見つめたのか。親の過ちは彼らの人生に影を落としたのか。現代史の暗部に迫る。

内容説明

ナチ高官たちは何を行い、戦後、自らの罪にどう向き合ったのか。子どもたちは父の姿をどのように見つめたのか。本名を隠して生きた者、極右運動に走る者…。さまざまな人生を追い、語られざる現代史に迫る。

目次

グドルーン・ヒムラー―ナチズムの「お人形さん」
エッダ・ゲーリング―「ナチ・ドイツのネロの小さなプリンセス」
ヴォルフ・R.ヘス―最後の戦犯の陰にいる子ども
ニクラス・フランク―真実への欲求
マルティン・アドルフ・ボルマン・ジュニア―「クレーンツィ」あるいは皇太子
ヘースの子どもたち―アウシュヴィッツの司令官の子孫たち
シュペーアの子どもたち―「悪魔の建築家」の一族
ロルフ・メンゲレ―「死の天使」の息子
ドイツの歴史?

著者等紹介

クラスニアンスキ,タニア[クラスニアンスキ,タニア] [Crasnianski,Tania]
刑事事件専門の弁護士を経て、執筆活動に入る。フランス生まれで、現在はドイツ、ロンドン、ニューヨークに生活拠点がある。『ナチの子どもたち―第三帝国指導者の父のもとに生まれて』が初の著書

吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

64
「親の因果が子に報い」とは時代遅れの言葉であるが、人間が社会を営んでいるい以上家族の問題は常に付いて回るものであるか。ヒムラー、ゲーリング、ボルマン等ナチスの高官の子供たちがどのような子供時代に育ったか、と戦後どのように過ごしたかを描いた一冊。各人受け入れる者、反発する者様々であるが、いずれにしても親の影の元での悪戦苦闘のように思えて読んでいて悲惨なように感じる。ただ戦中の親との関係に主眼が置かれているせいか、戦後は割とあっさり目。プライバシーもあるからかな。高官の別の一面を描いたものとして面白く読めた。2017/11/09

たまきら

46
ナチス高官の障害を読むことがあるけれど、彼らの子どもがどのような人生を送ったかに焦点をあてた本は少ないと思います。父親に溺愛され、父親を愛し続けた子どももいれば、父親と交流がなく、成人後糾弾を続けた子どももいます。キリスト教に救いを求めた者もいれば、子供を持たないことにした子供もいます。子供の行動には親への愛が影響するのだ、ということを再確認しました。また、愚かな人たちの集団が引き起こす犯罪…そのシステムはどの世界でも変わらないのだと。重いけれど読んでよかった。2021/12/17

あたびー

38
ヒットラーと極めて近い地位にいたナチ高官の家族特に子供たちのWWII以降の足跡をたどった本。著者の意図は世紀の悪事に加担した父をその子供たちがその様に見た(罪は総統に会って父にはないと思い込んだか、それとも父を極悪人として憎んだかなど)かと言うところにあるのだが、私はそれよりもナチの高官たちの暮らしと日本の戦犯の暮らしの違いに仰天していた。後者は庶民よりは随分恵まれた暮らしをしたのだろうけれども、前者ときたらまるで王侯貴族だ。そして世間から切り離された高い山の上で高官の家族だけが(つづく)2022/01/06

つちのこ

32
国家社会主義の理想を忠実に掲げ、ニュルンベルク裁判で揃って無実を訴えたナチ戦犯たちは、残虐行為が平然と行われた現場にいながら家庭ではどこにでもいるよき父親を演じたという。人間性を感じないこのギャップの神髄はどこにあるのか。ナチ戦犯ばかりでなく、記憶に残る稀代の殺人者にも父親の顔があったことを思うと、人が持つ底知れぬ闇の深さを感じずにはいられない。おおよそ想像はついたが、ナチの子どもたちの戦後は苦難と失意の歴史であった。ユダヤ教への改宗、姓との訣別、隠棲、自殺…多くが差別に苦しみ父親を憎んで成長していくが⇒2021/11/19

たまご

23
ナチ高官の子供たちはどのような戦後を過ごしたのか?を取り上げた本ですが,親である高官の立場やその生活ぶりも紹介されていて,戦後の内容は少なめに感じる部分もありました. 親への愛情と,あのような行為を行った人間と一番近い血縁,ということに大きく揺れ動くのだとばかり思っていたら,親を全肯定し,同様の信念で生きていく人々もいるのですね.そしておそらくその信念を持っていたほうが戦後助けの手が受けやすかったかもしれない事実.第2次世界大戦の亡霊はまだ生きていることを感じました.2017/11/16

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