地図で見るラテンアメリカハンドブック

ダベーヌ，オリヴィエ〈Ｄａｂ｀ｅｎｅ，Ｏｌｉｖｉｅｒ〉/ルオー，フレデリック【著】〈Ｌｏｕａｕｌｔ，Ｆｒ´ｅｄ´ｅｒｉｃ〉/太田 佐絵子【訳】/ボワシエール，オレリー【地図製作】〈Ｂｏｉｓｓｉ｀ｅｒｅ，Ａｕｒ´ｅｌｉｅ〉

原書房（2017/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 172p／高さ 21cm
• 商品コード 9784562054282
• NDC分類 302.55
• Cコード C0098

出版社内容情報

2000年代の成長と高揚の時期をへたラテンアメリカには、将来に向けてどのような切り札と不安材料があるのだろうか。喧噪のただなかにあるラテンアメリカの、社会・経済・政治の様相を発見するための120以上の地図やグラフ。全面的に改訂された第4版。

内容説明

「ラテンアメリカは、世界でもっとも不均衡がきわだっている大陸である」。喧噪のただなかにあるラテンアメリカの、社会・経済・政治の様相を発見するための１２０以上の地図やグラフ。

目次

歴史の遺産
広大な土地、資源、入植
発展―安定と不安定
文化と革命
政治体制
ラテンアメリカと世界
付録

著者等紹介

ダベーヌ，オリヴィエ［ダベーヌ，オリヴィエ］ ［Ｄａｂ｀ｅｎｅ，Ｏｌｉｖｉｅｒ］
政治学博士、教授資格者。パリ政治学院教授、ラテンアメリカ・カリブ海地域政策観測機構（ＯＰＡＬＣ）主任

ルオー，フレデリック［ルオー，フレデリック］ ［Ｌｏｕａｕｌｔ，Ｆｒ´ｅｄ´ｅｒｉｃ］
ブリュッセル自由大学政治学教授、政治研究センター（Ｃｅｖｉｐｏｌ、ＵＬＢ）研究員。パリ政治学院で博士号取得。ラテンアメリカ・カリブ海地域政策観測機構（ＯＰＡＬＣ、Ｓｃｉｅｎｃｅ　Ｐｏ）の副主任

太田佐絵子［オオタサエコ］ ［Ｂｏｉｓｓｉ｀ｅｒｅ，Ａｕｒ´ｅｌｉｅ］
早稲田大学第一文学部フランス文学科卒

ボワシエール，オレリー［ボワシエール，オレリー］
フリーランスのカルトグラファー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[kenitirokikuti]

図書館にて。除籍本の明石書店エリアスタディーズ『エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアを知るための45章』（2004）を得たので、それを読む前にもっと包括的なラテンアメリカ本を読んでみた。原著は2016年刊行のフランスの地理学本て、新版も邦訳済みのようだ（これは旧版）▲ざっと目を通して頭に浮かぶのは…わが国が石油（・天然ガス）を全面的に輸入し、鉱山がなくなってしまったことだ。かつて特撮ものは採石場で爆破やっていたが、ヤマも大都市の工場もなくなった。

2024/07/21

[美東]

日本からみて地球の裏側に位置する地域である。ブラジル移民、ペルーの元・大統領フジモリ、珈琲好きだったらコロンビアなんか馴染みがあるかもしれない。１２７頁「ラテンアメリカと世界」～”ラテンアメリカ征服にのりだす中国”と一項目割いて言及あるものの、日本との関係については極めて希薄。

2023/06/10

[クロモジ]

いた頃はmade in Chinaが殆どなかったが、今は中国との関係が密接になっている。また、やはりまだまだ出稼ぎによる送金が行われているのだな。しかし、格差は大きいものの、貧困層が減少していることは救い。

2018/02/06

[Fernweh]

入門書として自宅に置きたい。

[ryosuke_abe]

ラテンアメリカというエリアの社会・経済・政治に関する論点、課題を地図というビジュアルな切り口でまとめた本。ラテンアメリカを理解する入門書としておすすめの一冊。

2021/02/05