出版社内容情報
史上最大規模の大災害、大都市ロンドンを焼きつくした1666年の大火、そしてゼロからの都市再建までを、同時代の日本も参照しつつ、建築史の視点から詳細にわかりやすく紹介した世界都市の近代への歩み。図版多数、参考文献、索引付録。
内容説明
中世の繁栄は燃え尽きこの日から「近代」が始まった。史上最大の災厄であった1666年大火からの復興を都市再生、そして建築史の観点から再評価する。
目次
第1章 ロンドン炎上
第2章 大火の原因と都市の問題点
第3章 再建へ向けて
第4章 都市再建への希望
第5章 再建の始動
第6章 ロンドン再建を建築史から考える
第7章 都市開発手法の新機軸
著者等紹介
大橋竜太[オオハシリュウタ]
1964年福島県生まれ。1988年、東京都立大学工学部建築工学科卒。90年、同大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。95年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。その間、ロンドン大学コートォールド美術学校に留学。95年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻・助手。97年より東京家政学院大学家政学部住居学科・講師、助教授、准教授を経て、2010年より現代生活学部現代家政学科・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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