世界一の珍しい鳥―破格の人“ハチスカ・マサウジ”博物随想集

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世界一の珍しい鳥―破格の人“ハチスカ・マサウジ”博物随想集

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562054206
  • NDC分類 488.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

蜂須賀正氏が一般向けに書いた、絶滅鳥ドードーや、モアなど鳥に関する文章を集成。稀覯書『世界の涯』収録のエッセイを中心に、卒業論文「鳳凰の研究」や雑誌に発表された記事を加え、蜂須賀の文業の粋を一巻に収めた。

内容説明

『世界の涯』に収録されたエッセイを中心に、『鳥』『野鳥』などから採録された、エキゾチックな旅行記や、辺境の驚異、絶滅鳥類を題材とした文章をおさめた。

目次

第1部 世界の涯―幻の鳥たちを求めて(ドド;モア(恐鳥)の話
世界一の剥製屋)
第2部 旅行記(カリフォルニアで見た鳥の話;南支の島を訪ねて;世界一の珍らしい鳥;絶滅鳥類の話;砂漠の鴉;アフリカ猛獣狩奇談;ブルガリヤ国王;モロッコへの旅;サハラ砂漠)
第3部 小品(シーボルドから黒田まで;探検家の目に映った東亜共栄圏;鳳凰とは何か(鸞其他について))

著者等紹介

蜂須賀正氏[ハチスカマサウジ]
1903(明治36)年生まれ。阿波・徳島藩二十五万七千石の十六代当主であり侯爵。徳島藩の領主の末裔、蜂須賀正韶と筆子の長男。母は、将軍徳川慶喜の娘。学習院中等科から、父の母校ケンブリッジ大学モードリン・カレッジに入学。鳥類の研究に没頭し、大英博物館や剥製店や古書店に通い詰める。華族にして鳥類学者、日本生物地理学会の創設者のひとり。貴族院議員、探検家、飛行家でもある。十七世紀に絶滅した巨大なハト、絶滅鳥ドードー研究の権威として知られたほか、沖縄本島と宮古島との間に引かれた生物地理学上の線である蜂須賀線にその名をとどめている。1953年5月14日、狭心症によって急逝した。享年50

杉山淳[スギヤマアツシ]
日本古典SF研究会会員、日本キリスト教文学会会員。絶滅動物や国文学関係を研究。近代文学の復刻企画・編集などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

24
#感想歌 世界一飛べぬ鳥から絶滅種鳳凰剥製旅行記おもろ2017/10/05

圓子

5
第一部。「いや~、それはちょっと夢物語がすぎるのでは」などとところどころツッコミつつ、失われた鳥たちの考察を面白おかしく読んでいた。第二部。うーーんうーーん。動物研究というと、採集して分類して記載するのが最大にして最高の目的だったのだろうな。時代の違いとはいえ、殺しすぎる…とところどころしょんぼり。1930年代はきな臭いとはいえまだまだ呑気なものだったのね、と時代の空気に触れられる箇所が興味深い。第三部、二本目。あああ。これはだめだ殴られた。のちの世を生きる私からすると、当時の人心の 貴重な資料だけれども2020/03/24

toiwata

2
江戸幕府最後の将軍が母方の祖父で、蜂須賀正勝を祖に持つという設定盛り込みすぎの快男児。資産があり、学識に不自由しなければ個人でも好き勝手に学術研究ができた古き良き時代。海南島に行って戻って来る挿話と種名をブルガリア国王に尋ねられてほぼ即答する(命名者自身なのでサービス問題)挿話が興味深い。彼がもっと長生きしたらどんな成果を残しただろうかと考える。小栗虫太郎にもっと時間があったら、というのと同じ感慨だが。2017/12/07

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