出版社内容情報
物語の背景となった史実をさぐり、中世以降、人物やストーリーやモチーフが歴史、叙事詩、散文の中でいかに発展してきたかを検証。今も多くの人の創造力をかきたてる理由にせまる。
180点以上の図版とともに、文学と伝説と歴史が一体となったアーサー王伝説を知る決定版!
内容説明
アーサー王物語の全体像を描く決定版!180以上の豊富な図版とともに、文学と伝説と歴史が一体となった、魅力的な物語のすべて!
目次
序章 神話と伝説
第1章 実在のアーサー王
第2章 初期の伝説
第3章 中世の騎士物語
第4章 聖杯探求
第5章 アーサー王の死
第6章 現代のアーサー王物語
著者等紹介
ドハティ,マーティン・J.[ドハティ,マーティンJ.] [Dougherty,Martin J.]
フリーランスのライター。元防衛コンサルタントで、自衛術や現代の軍事技術にかんする著作もある
伊藤はるみ[イトウハルミ]
1953年、名古屋市生まれ。愛知県立大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミナ
5
ようは『真田十勇士』と同じで元のお話からいろんな時代のいろんな人がいろんな価値観を持って付け足した結果ということね。聖杯探求の宗教要素が強まったところは説教ばっかで清廉な人物しか良い目をみないなんて本当につまらない。それにしてもすぐに戦う(仲間と気づかないこともしばしば)、正気をなくして野人になる円卓の騎士に一番びっくりした。2019/03/12
スターガール
1
昨年マロリーの「アーサー王の死」を読んでからアーサー王に関する歴史についてもう少し知りたいと思い、手に取った。解説と共に写真や絵画が多く掲載されていて面白かった。初期の伝説でシェイクスピアのインスピレーションとして「リア王」が例に挙げられていたのは嬉しかった。現代のアーサー王物語では文学だけでなく、映像作品にも多くの大きな影響を与えていることが分かる。ナチスと聖杯伝説と聞いただけで「インディ・ジョーンズ 最期の聖戦」を思い浮かべる人も多いだろう。今後もアーサー王関連のものに触れた際はこの本に戻ろうと思う。2020/07/01
MICK KICHI
1
モンティパイソンからテリー・ギリアムを通じて、アーサー伝説に興味を持ち始め、手頃な書籍を探していたらこの本にあたりました。 カラー写真も豊富で、内容も伝説そのものから周辺のエンターテイメントの紹介もされていて重宝します。2018/04/05
ふゆ
1
表題どおり、図録がたくさん載っていて、みていても面白い2017/08/23
優友
0
徹頭徹尾不倫物語やん…w ガウェイン:一番円卓の騎士団のことを考えてる気がする。好き。 ランスロット:諸悪の根源。ランスロットと女が登場すると子供ができる。 ケイ:どの話でもとりあえずかませ犬。2017/12/13