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出版社内容情報
戦前の『琉球新報』投書欄には恋愛・結婚から世間への不満や意見など様々な声が寄せられていた。当時の人々の感覚と日常が見えてくる
戦前の『琉球新報』投書欄には、恋愛・結婚をはじめ、世間への不満や煩悶、質問、意見、お願いなど
様々な声が寄せられていた。
本書ではこれらをジャンル別に紹介し、百年前の沖縄における人々の声と世相を浮かび上がらせる。
内容説明
戦前の新聞『琉球新報』第三面には、読者たちの投書が掲載されていた。恋愛や友情、不満や悲哀、クレームや身の上相談など内容は実に多様で自由奔放で、まるで現代のネット掲示板やSNSそのもの。本書ではこれらをジャンル別に紹介し、百年前の沖縄における人々の声と世相を浮かび上がらせる。
目次
1 恋愛・結婚
2 修羅場
3 友情
4 最近の若者は…
5 クレーム
6 お出かけ・旅行・異郷の地にて
7 質問・お願い
8 つぶやき
9 笑い話・珍事件
10 不満・苦悩・悲哀
11 わたしの主張
12 その他新聞記事
著者等紹介
上里隆史[ウエザトタカシ]
1976年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。専攻は琉球史。現在、早稲田大学琉球・沖縄研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね
2
明治大正期の沖縄の詩人の作品に接する機会があり、そこに詠われた世相や恋愛観などを具体的に知りたいと思っていて見つけた本。思わぬ拾い物だった。ただ、琉球新報(今の琉球新報とは別)が、ヤマト化に積極的な立場をとる新聞だったことは、後書きでなく最初に述べておくべきだったのでは?2016/06/17
ぞだぐぁ
1
1893年から戦前に発行されていた琉球新報(現在の琉球新報はウルマ新報が元なので名前が同じ別新聞)に掲載されていた読者投稿欄をテーマ毎に分けて紹介している本。 以前の投稿に対し何往復も返信がなされていたり、誹謗中傷や同姓同名が起こした犯罪に対し自分ではないと言う事を示す際に住所を書いていたりと今のプライバシー意識からすると信じられない所もあるが、基本は匿名なのでツイッターとか2chとかが連想された。2022/08/02
トマズン
0
自由にも程がある (笑)2016/10/22
Y_Kuroyanagi
0
20230108ー202301192023/01/19