大絶滅時代とパンゲア超大陸―絶滅と進化の8000万年

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大絶滅時代とパンゲア超大陸―絶滅と進化の8000万年

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562052943
  • NDC分類 457
  • Cコード C0098

出版社内容情報

パンゲア超大陸の存在と生物多様性の関係が最大の原因とする、古生物史と地球環境史をかけあわせたサイエンス・ノンフィクション!

地球大絶滅時代に関して様々な説がある中で本書は、パンゲア超大陸の存在と生物多様性の関係が最大の原因としている。
従来の説では一気に絶滅した状況を説明できないのだ、と。
古生物史と地球環境史をかけあわせたサイエンス・ノンフィクション。

内容説明

2億年前、全生物の90パーセント以上が失われた。シベリアの巨大噴火、無酸素化、多様性の低下…パンゲア超大陸の存在が全ての鍵になる。古環境学の世界的研究者がさまざまな説を紹介しつつ大絶滅の「真犯人」に迫る!

目次

第1章 死滅の時代
第2章 ひっそりとした絶滅 キャピタニアン危機
第3章 死の海―ペルム紀‐三畳紀大絶滅
第4章 騒々しい三畳紀
第5章 三畳紀の崩壊
第6章 パンゲア最後の一撃―ジュラ紀のゴルゴタ
第7章 パンゲアの死とレジリアンスの出現

著者等紹介

ウィグナル,ポール・B.[ウィグナル,ポールB.] [Wignall,Paul B.]
リーズ大学の古環境学教授。25年以上にわたって大量絶滅について研究し、世界中の国々を訪れフィールドワークを続けている。リーズ在住

柴田譲治[シバタジョウジ]
1957年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。サイエンスライターなどを経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イノ

22
生命誕生から現代まで、5度の大絶滅のうち超大陸パンゲアが存在した2億6000万年前から1億8000万年前までの8000万年間に起きた2度の大絶滅を克明に書かれた作品。最初のペルム紀末・三畳紀初大絶滅は生命の9割が死滅し、その後の8000万年間では十分な進化の時間も無いうちに、次の三畳紀末・ジュラ紀初大絶滅でも生命の8割が絶滅してしまう。三畳紀の地球史上最悪の8000万年とその後の大陸分裂と恐竜発展の原因などまでを解説する。2017/08/27

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

14
陸上の全ての大陸が一カ所に集まったパンゲア超大陸時代に起こった超大規模火山噴火(LIP)によって生物の大量絶滅が度々起こったことを論証している。超大陸時代の温暖化では赤道近辺の海水温が時に40度にもなったと言うからすごい。これでは生命が死滅するわけだ。また、恐竜の絶滅はこの時代ではないが、隕石とLIP大噴火が原因とのこと。この時代以降はLIPがあっても生物の大量絶滅は起こっていないが、それには海岸線が長くなったこともあるようだ。興味深い内容ながら多少読みにくく、後半は久しぶりに速読もどきで対処した。2016/07/08

GASHOW

10
大量絶滅の原因は隕石だと思っている人は多いと思う。過去4回のうちの2回の大量絶滅については、それ以外にある。パンゲア大陸という世界がつながった大陸のタイミングがあった。大陸が大きすぎると陸地には雨が降らない。乾燥する。乾燥した空気では二酸化炭素が溶けない。二酸化炭素濃度が高くなると温度があがり、有機物が発酵しやすくなり、発酵の際に酸素が消化され、海が無酸素となる。無酸素の海では動物プランクトンが死に植物プランクトンがたべららず海が濁り海の生物が死ぬという、壮大な「風吹けば桶屋が儲かる」の絶滅版の話。2017/07/31

£‥±±

4
 恐竜絶滅が隕石によって起こったと言う絶滅より古く地味だが、実は生命絶滅の規模では遥に上回っていたペルム紀と三畳紀間の絶滅について書かれた本。  原因の仮設としてwikepediaのP-T境界2024年)の記述とほぼ同期している(著者の名前もみられる)が、Paul B. Wignall氏はP-T境界の大絶滅原因から隕石落下はかなり明確に否定している。  最近の流行に則って「二酸化炭素を排出しない様にしよう。」と単純にまとめなかった事には共感が持てる。  最後は少しだけ希望が持てる記述有り。  2024/04/03

belier

4
パンゲア超大陸時代の絶滅の様相を実に丹念に説明してくれる。少々マニアックで読むのに骨が折れた。この時代は超大陸だからこそ、大絶滅が起こったのであり、超大陸が分裂した地球ではフィードバック機能が働いて、二酸化炭素の増加、海底の無酸素化、温暖化があってもあれほどの大絶滅は起きないだろうという結論のよう。とはいえ、このまま人為的な温暖化と二酸化炭素が進めば、やはりこの先大幅に生態系は破壊されるし、生き残るために人類含めて多くの生物は移住(極地や内陸へ)を余儀なくされるということである。2016/05/14

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