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出版社内容情報
太陽神としての原像から、明治以降、国家により絶対神に祭りあげられるまで、アマテラス像の変遷を照らす。
アマテラスとはいかなる神で、日本人にとってどのような意味をもつ神なのか。
本書は、アマテラスが長い歴史を通じて何十枚と重ね着させられてきた衣装をはぎとり、
風通しのよい場所で、あらためて太陽と海の神・ヒルメと出会うことを目的としている。
その過程で多くの異形の神々と出会うことになるだろう。
内容説明
隠された神、アマテラスをめぐる異形神たちと記紀神話の深層。太陽神の一柱だった古代から国家により絶対神に祭りあげられるまで、アマテラス像の移り変わりを通して見る日本史。
目次
第1章 太陽の女神と太陽の男神
第2章 入れ替わった皇祖神の謎
第3章 海渡る太陽神
第4章 異形の神ヒルコと海人族
第5章 うつぼ舟標蕩伝説
第6章 卵から生まれる神、天から降る神
第7章 復活するヒルコ
第8章 増殖し分解する妄想の中世秘神
第9章 空飛ぶアマテラスの近世
著者等紹介
藤巻一保[フジマキカズホ]
1952年、北海道生まれ。中央大学文学部卒業。作家・宗教研究家。主に東洋宗教における神秘主義を軸とした歴史・思想・文化をテーマとする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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