出版社内容情報
新宿歌舞伎町で発生した台湾マフィア抗争事件。ハードボイルドな悪漢小説の装いにちりばめられた伏線と仕掛けの効いた藤岡マジック!
新宿歌舞伎町で発生した台湾マフィアの抗争事件。
喧噪のなか幹部が警官に射殺され、報復を恐れたその警官はある行動に出たのだが……。
ハードボイルドな悪漢小説の装いにちりばめられた伏線と仕掛けの効いた藤岡マジック!
内容説明
新宿・歌舞伎町での台湾マフィアによる抗争は、警官による幹部射殺によって三つ巴の復讐戦の様相となった。警官の失踪、関係者の不可解な連続死、謎の情報屋…。混沌とした中で、やがて浮かび上がる虚実。「罠」はいつ仕掛けられたのか―
著者等紹介
藤岡真[フジオカシン]
1951年神奈川県生まれ。ミステリ作家。早稲田大学理工学部卒業後、博報堂入社。CMディレクターとして、全日本CM大賞など受賞。1992年に『笑歩』で小説新潮新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
図書館ポイズン
7
初読みの作家さんです。読み始めは、短い章での場面切換がアチコチ飛んで苦労しました。中盤以降少し慣れてきましたが、最後はなんだなあという感じ。散らばりが纏りきれず終了してしまいました。消化不良です。2016/03/25
chakiw5
6
いやぁ!まいった。いったい何人の人が出てくるのか、最初の台湾の人の名前で本名と呼び名が二通りあり、そこからこんがらがり、そこをなんとか通過してもさらに人が増える、何度止めようかと思ったが話自体はなかなか深く面白いのでなんとか読了した。でも大鷹刑事を中心に話がまとまると思ったが早々と退場になり、どうなるかと思ったら最後まで人物像がハッキリしなかった本間とはビックリ、でもその頃は読み疲れちゃってふーんって感じで残念、もっと人物を絞ってまた書くともっと良い本になると思うな、生意気だけど。2019/02/01
しゅー
3
あまり入り込めなかった2019/12/26
saifu
3
割と登場人物を把握できないまま読了してしまう作家なので短期集中で読んだが予想以上に面白い。えらい疲れたが。2017/02/06
はっぴ~
3
う~ん。疲れた、2016/05/08