ミステリー・リーグ
首なし男と踊る生首

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562051465
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

誰が書いたのかわからない「殺人計画書」通りに、不可解な状況で人が殺されていく。かつて刑場だったその地の呪いなのか……。

「殺人計画書」通りに、不可解な状況で人が殺されていく。
いったい誰が「計画書」を書いたのか。
そして生首は目の前で、生前の恨みをはらすかのように飛びまわる。かつて刑場だったその地の呪いなのか……。

内容説明

密室と化した倉庫の中には比翼の大斧を振る首なし男、そして生首ひとつ。また、ある男が残していた「殺人計画書」の通りに近くの古井戸では死体が発見された。しかも不思議な形で折り重なって。犯人は「殺人計画書」を書いた行方不明中の男なのか?ならば倉庫の密室の生首はいったい誰?トリックの鬼才が贈る蜘蛛手シリーズ最新作!

著者等紹介

門前典之[モンゼンノリユキ]
山口県生まれ。熊本大学卒業。2001年に『建築屍材』で鮎川哲也賞を受賞。建築に関する専門知識を活かした大がかりなトリックに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らむり

54
よく練られてて、まさかの展開でした。なかなか面白かったです。2015/05/18

yumiDON

32
「首斬り侍」の伝説が残る地で嵐の夜に発見される生首。横溝正史を彷彿とさせるおどろおどろしい展開を期待していたが、意外とドライな文体。ちょっと詠坂さんに似ているかも。詳しい記述は避けますが、死体、というよりもとにかく生首の印象。生首でお腹いっぱいになりそう(笑)。上手く時系列が整理しきれなかった部分はあったし、曖昧な部分や運に頼っている感は否めないが、概ね楽しく読めました。シリーズ3作目らしいので、他のも読んでみたい。2015/09/03

タカギ

28
まさかそんなと思いたければこの人、と最近私は決めている。寡作なのが残念。まさかの物理トリックに、呆れるやら感心するやら。建築家っぽい知識も読んでいて面白い。今回は宮村のポンコツっぷりがなくて、逆に寂しい。イラつかずには済んだけど。2022/05/03

雪紫

24
結婚式場の運営会社の社長が自分を裏切る予定の部下達の皆殺しを計画。奇怪な死に方をするスタッフ。首なし男の出現する密室の真相や奇妙なポーズにさせられた遺体の謎などとんでもない真相が味わえる。例え寡作でもこのとんでもクオリティーなトリックを毎回味わえるのならいつまでも続きを待ちます。と言える作家さん。

ハスゴン

20
島田荘司さんの御手洗シリーズのようなまさかの設定を、楽しみにしている方はおススメですね〜2015/04/08

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