「食」の図書館<br> ミルクの歴史

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ミルクの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 183p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562050611
  • NDC分類 648.02
  • Cコード C0022

出版社内容情報

おいしいミルクには実は波瀾万丈の歴史があった。古代の搾乳法から美と健康の妙薬と珍重された時代、危険な「毒」と化したミルク産業誕生期の負の歴史、今日の隆盛まで、人間とミルクの営みをグローバルに描く。カラー図版多数。

内容説明

おいしいミルクには実は波瀾万丈の歴史があった。古代の搾乳法から美と健康の妙薬と珍重された時代、危険な「毒」と化したミルク産業誕生期の負の歴史、今日の隆盛まで、人間とミルクの営みをグローバルに描く。料理とワインについての良書を選定するアンドレ・シモン賞特別賞を受賞した人気シリーズ。

目次

序章 ミルクに歴史あり
第1章 最初のミルク
第2章 白い妙薬
第3章 白い毒薬
第4章 「ミルク問題」を解決する
第5章 現代のミルク

著者等紹介

ヴェルテン,ハンナ[ヴェルテン,ハンナ] [Velten,Hannah]
動物と社会のかかわりに焦点をあてて執筆活動を続けているフリーライター。幼少期を農場で過ごし、ハンプシャー州の大学農学部を卒業後、イギリスとオーストラリアの農場で勤務した経験を持つ。Cow(Animal Series)、Beastly Londonはロンドンの歴史と動物の関係を掘り下げたものであり、LondonistのLondon Book of the Year 2013等に選ばれた。家族とともにイングランド南東部サセックス州在住

堤理華[ツツミリカ]
神奈川県生まれ。金沢医科大学卒業。麻酔科医、翻訳家、現同大学看護学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

24
獣の乳の歴史である。主力は採算ベースの関係で牛。羊もまあまあ。人間は6歳から乳糖不耐性が出るそうだが、乳を飲み続ける地域は遺伝子的に乳糖耐性が付いていくそうな。栄養は良いハズだが日持ちが最悪な牛乳は、衛生観念や規制、技術が発達するまでは感染症や牛結核の温床だった。大切なモノとヤバいモノは目に見えないとカサ増し混ぜ物が多く、色味でチョーク、泡立ちで牛脳なんかも。おお…。そして低温殺菌や超高温殺菌などが開発されるわけですが、その過程であまりに多くの乳児が犠牲になって今日の安全がある事を忘れてはいけないのです。2018/03/13

スイ

21
6歳娘の「日本でミルクっていつから飲んでるの?お侍さんは飲んでたの?アメリカは?オーストラリアは??エジプトは???」に答えるべく。 今のところ、紀元前7000年代にはもう飲まれていたと考えられる、という出だしで娘と愕然。 そんな古くからだとは…! 薬とされたり毒とされたりしてきたミルクの歴史を丹念に追っていて、とても読みやすく、面白い。 アメリカ、イギリスで安全なミルクの供給ができるようになるまで(思った以上に最近だった…)の流れも特に面白かったが、それまでにたくさんの乳児が亡くなっていたことに2021/12/18

秋良

18
主に牛乳の歴史。不衛生な環境で採取され、温度管理もされないミルクは細菌繁殖の温床だった。畜舎の環境改善はもとより、高速の移動手段や冷蔵庫の出現などが安全なミルクを消費者に届けることを可能にしたんだろう。つまり電気を活用できるようにならなければ、私たちは今でも超リスキーなミルクを飲んでいたのかもしれない。科学すげー。サイエンスイズエレガント。2021/03/11

シルク

14
良い表紙だよね。このシリーズの本、どれも良い表紙なのだけど、わたくしはこれが最も美しいと思う。健康で美味しい牛乳……てなものを、人々が手に入れることが出来るようになるまでの長い道のり、を辿っていく本。そういやこの前感想書いた本にも、食品の混ぜ物の話豊富に出て来たな。小麦粉をカサ増しするために馬鈴薯の粉……とかならまだ良いが、白亜やら明礬やら、はては人骨の粉やら混ぜ混ぜの混ぜ……。牛乳にも色々混ぜたよ、おまけに温度管理なんてやってなかったから雑菌わきまくりv ……とな。いや、すごかった。迫力ある内容。2017/02/05

くさてる

14
動物のミルクの歴史についての本。人間が飲んできた様々な動物のミルクとその扱われ方の変遷が記されていますが、なにより牛乳が不潔極まりない生乳から安心して飲める清潔な飲料へと変化していった過程が、そのまま人間の文化の歴史にも絡んでいて興味深かったです。カラー図版とレシピも豊富に掲載されていて(なんとクレオパトラの「乳風呂」の現代版レシピまで)面白かったです。2014/08/06

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