出版社内容情報
離宮プチトリアノンの、農村に見立てた映画セットのような閉ざされた庭園に、世界の希有な植物が集められていた。
80の草花と樹木の特性と効能、傑作のボタニカルアート、庭師の協力を得て、昔日の庭園の散策へと読者を誘う。
カラー図版多数収録。
内容説明
花を愛する若き王妃に、ルイ16世が贈った小トリアノン宮。“フランス式庭園”にはヒヤシンスやアネモネ、“イギリス式庭園”にはセイヨウハナズオウ、“王妃の村里”には牧歌的な田園が広がり、“愛の神殿”では夜会が聞かれた…。6区画80種の植物について、稀代の植物画家ルドゥーテらによるボタニカルアートとともに、植物の来歴や効能、宮廷秘話を盛り込んでいる。革命により、牢に繋がれてからも花が喜びだった王妃の素顔が読みとれる歴史植物画集。
目次
フランス式庭園
ベルヴェデール(展望台)
イギリス式庭園
孤独の木立
王妃の村里
愛の神殿
著者等紹介
フェドー,エリザベット・ド[フェドー,エリザベットド] [Feydeau,´Elisabeth de]
1997年ソルボンヌ大学から「衛生学から夢へ:フランス香水産業1830~1945年」にて博士号を取得。執筆や展覧会の開催やワークショップと共に、1999年以降、高等専門教育機関Essecの学生や、ヴェルサイユの調香師学校ISIPCAで将来の調香師を教え、情報を共有することに情熱をかけている。2010年、文化大臣より芸術文化勲章を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Rosemary*
ケロリーヌ@ベルばら同盟
yn1951jp
たんちゃん
Camille