出版社内容情報
戦後、大きく発展した両国の政治、経済、社会、外交の特色を、
日独それぞれ3名の専門家が、歴史と現状、今後の課題を徹底分析。
戦後の復興や、冷戦、同盟関係など、それぞれの国の類似点と相違点が対比され、
今後の世界情勢への影響も浮き彫りにした好著。
内容説明
戦後、大きく発展した両国の政治、経済、社会、外交の特色を、日独それぞれ3名の専門家が、歴史と現状、今後の課題を徹底分析!
目次
序論 日本の政治・ドイツの政治―第二次世界大戦の影とともに生きる
第1章 現代的思考方法への転換―「市民社会2.0」概説
第2章 国政への挑戦者とその秘められた可能性
第3章 「怒る市民」と「継続の市民」の手中にあるドイツの政治―シュトゥットガルト21とドイツ海賊党の事例から
第4章 3・11災害に立ち向かうリスク下の日本の市民社会―連帯/孤立、信頼/不信の両義性
第5章 現行制度への挑戦としての社会変化―ドイツ政府の戦略と対応
第6章 安倍晋三の政策路線
著者等紹介
猪口孝[イノグチタカシ]
1944年生まれ。東京大学卒業後、マサチューセッツ工科大学にて政治学博士号取得。上智大学外国語学部助教授、東京大学東洋文化研究所教授、国連大学上級副学長、日本国際政治学会理事長、日米教育委員会委員、中央大学法学部教授などをへて、現在新潟県立大学学長、東京大学名誉教授。日本政治学術研究誌創立編集長、アジア太平洋国際関係学術誌創立編集長。アジア全域の「生活の質」世論調査指導者。専攻は政治学、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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