出版社内容情報
日米同盟の経緯、歴史、現状および、周辺諸国との問題や影響を
包括的に取り上げて分析し、今後について考察する。
日米同盟に対する日米間の認識のズレ、周辺各国と日米同盟の関係、
朝鮮半島、中国、ロシア、オーストラリア、NATOがそれぞれ取り上げられる。
代表的な国際的専門家執筆陣が分析した決定版。
内容説明
日米安全保障同盟の歴史、経緯、現状、北東アジアとの関係を、代表的な国際専門家執筆陣が分析する!
目次
制約のある同盟―日本とアメリカと地域安全保障
日本から見た日米同盟の費用と効果
日米の戦略的取り決めを改善する
日本にとっての日米同盟―「二国間同盟ロジック」と「良きグローバル市民ロジック」の相互作用
日米同盟のグローバルなコストとベネフィット―アメリカの見方
朝鮮半島と日米同盟―日本からの視点
朝鮮半島と日米同盟―アメリカからの視点
中国に対するリベラル抑止―日本の対中国政策実現における課題
アジアのアーキテクチャにおける安全保障のジレンマ―アメリカ、日本、中国
日米関係におけるロシアの位置
日米同盟とロシア
進化する日豪安全保障パートナーシップ―米国とゆるやかな三カ国同盟形成に向けて
アメリカ、日本、オーストラリア―東南アジアとの安全保障連携
日本のNATOへの参加と日米同盟への影響
結章―自衛隊アクティビズム、地域外交におけるあいまいさの終焉、包括的な政治同盟
著者等紹介
猪口孝[イノグチタカシ] [Ikenberry,G.John]
政治学博士(マサチューセッツ工科大学)、東京大学名誉教授、新潟県立大学学長。専門は日本の政治と国際関係
アイケンベリー,G.ジョン[アイケンベリー,G.ジョン]
プリンストン大学政治学部および同大ウッドロー・ウィルソン公共政策大学院のアルバート・G・ミルバンク記念教授。専門は政治学と国際関係論
佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
立命館アジア太平洋大学(大分県別府市)教授および同大国際戦略インスティテュート主任。2001年から2009年まで、アメリカ国防総省アジア・太平洋安全保障研究所で教授として外交官や軍将校らを教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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